WEBサイトが新しくなりました

みつばちのいる滞在複合スペースとして新しくなった草地家。

草地家のことやみつばちのこと、宿のことなど内容盛りだくさんの素敵なWEBサイトができました。そして、このWEBサイトからも宿泊予約が可能になりました。

画面の端から飛んでくるみつばちたちがかわいい。

https://www.kusachike.com

みつばち屋さんであり、宿屋さんでもある草地家をどうぞよろしくお願いします。

 

 

左官仕事はプロの技(居住部和室)

私たちの寝室になる和室。

触ったらぽろぽろと砂が落ちてくるタイプの砂壁。
そこで、プロに相談。そう、親せきのおっちゃん。

新しい砂壁を上塗り。本当は今の壁をはがした方が良いらしいのですが、今回は無理をお願いしたということもあり、一番手間のかからない方法で。

砂と藁と水を混ぜて、材料を練っていきます。

練り終わったら、塗り始める。

左官仕事 古民家改修左官仕事 古民家改修左官仕事

はじめてすぐに、「ちょっと固いな」と。書いてある通りの分量で混ぜても、塗る壁の材質や季節によって調合が変わってくるみたいで、水を入れて固さを調整するそうです。

「左官は奥が深いんやぞ。」「前の職人の仕事が悪い」とか言いながら、簡単そうに塗っていくのですが、きっとそこにはものすごい技術が。その手の動きはずっと見ていても飽きない。養生とかいらないんですね。

古民家改修左官仕事

 

では、素敵な職人仕事を少しだけ

 

和室の壁

Before 緑色の壁

和室の壁 after

After 明るい色合いに

和室の壁 before ひび割れあり

Before ひび割れて隙間があるところ

和室の壁 after

きっちりと埋められました。

 

 

そして、終わった後も道具はきれいに洗って、片付けられていて。やっぱりプロは道具を大事に扱うんです。さすがでした。

左官道具

古民家改修は自分たちでも塗りたいなと考え中。

漏水?凍結で破裂?いや、違う。

寒い朝が続いていますね。
「古い家って寒いね」って言いながら笑顔でいられるならまだよいのですが、ほんと、寒い日は寒いのです。

朝が氷点下の日が何度か。

そんななか、すさまじい勢いの水漏れ。
漏水!!水道管破裂!!とあたふたとしていたのですが、じっくりと見てみると、蛇口の下の栓が外れており、その栓が転がっていました。

2人でバタバタしながら、配管を追って、上流にあるバルブを止めて、水が止まったことを確認してから、栓をする。そして、バルブを開放して、水が出るように。

漏水

漏水というレベルではなかった

 

元々住んでいたのは何でも自分でできるじいちゃんだったので、池やタンクに雨水を溜めて、それを活用できるように敷地内のいたるところに水道配管が通っております。

漏水

無事に直りました。

 

とても便利なのですが、まだどこがどう繋がっているのかというのをよくわかっておらず。

 

ほんとの百姓。今日もひとつ勉強になりました。

初めて荷物を運んだ日のこと。

母親や知人から
「引っ越しのモノを運ぶのは(縁起の)いい日にした方がいいよ。」
「1個でもいいから。なんでもいいから、最初はいい日に。」

と、話があったこともあり、
はじめて荷物を運んだのは1月の大安の日のこと。

日中は仕事があり、夕方にとりあえず1つだけ。

最初の荷物は

年末に地元のえべっさん(戎神社)で買った「吉兆」
うちの母は「きっきょ」と。

吉兆

古いお家ということもあり、えべっさんや荒神さんの神棚があります。
そのえべっさんの神棚に吉兆を置かせていただきました。
えべっさんの神棚

 

これからどうぞ、よろしくお願いします。

今日からキッチン

今日からキッチンの掃除。

Facebookを通じて、3人もお手伝いに来てもらったので、窓やサッシ、壁をひたすら拭き掃除。積もり積もった埃と油汚れ。

窓掃除

友人夫婦は窓掃除

壁掃除

壁も磨けばきれいになります

そして、家の裏がすぐ山ということもあり湿気がすごい。
シンクの中や裏にはカビが。こういう機会でないと掃除ができないので、シンクや調理台をずらして、裏を拭いて、アルコールで殺菌。

シンクの裏は大変

シンクの裏は大変

みなさん、ありがとうごさいました。みんなでやると楽しいし、スピードが全然違う。本当に助かりました。

 

休憩はもちろんここ。冬でもあったかです。

休憩は縁側で

休憩はもちろん縁側で。ホカホカです

 

そして、18時ごろ。いつもお世話になっているおじいちゃんから電話がかかってきて、夜から宴会に合流。なかなかタフな1日でした。

これで今週のお掃除はおしまい。

黙々と掃除と片付け

鳥たちの鳴き声しか聞こえない静かな山の中。
たまに、郵便屋さんがバイクでブーンと来てくれます。
 
最近まで住まれていたので比較的きれいな状態。それに加えて、元々あまりモノがお家なので掃除がしやすいのです。(古民家と言えば、古い掘り出し物!っていうのが感動が少ないのはちょっと残念。)
 
とはいっても、掃除する場所がたくさん。
2人で黙々とやってますが、なかなか進まないのです。
  
ということで、何が言いたいのかというと、お手伝いしていただける方を募集中です!少しだけでも、とてもうれしいです。ご連絡いただけらたと思います。

休憩は素敵な縁側でコーヒーとお菓子。お時間ある方には、静かな山の中と不思議なお家をご案内します。

 

縁側でコーヒー

2018年1月、引っ越します

2018年が少し過ぎました。このたび、ご縁があって、私たちは淡路島の倭文(しとおり)、静かな山のなかにある素敵な場所に引っ越すことにしました。

 

淡路島に来る前に2人でたくさん話し合って、膨らませていたビジョンを実現することができる場所と巡り会いました。これから少しずつ頑張っていきます。

今日から少しずつ掃除や片付けを進めて、今月の終わりごろから本格的に住み始める予定です。
といっても家主さんがきれいにしてくれていたので、ほとんど片付けるものはなく、掃除がメインな感じです。

昨年、何度か通って家主さんから、この場所の歴史のことなどいろいろな話を聞き、隣保の方も紹介をしてもらいました。これから少しずつこの地域に馴染んでいこうと思います。

 

ぜひともふらっと足を運んで下さいませ。
会いに来ていただけるだけでもうれしいです。お手伝いもとても助かりまーす。

 

引っ越します

はちみつって、とってもスゴイ

今夜はすもとLabさんに声をかけていただいて、『はちみつって、とってもスゴイ』というイベントで、みつばちやはちみつについてお話をさせていただきました。

はちみつってとてもスゴイ 

最初に、「みつばちを飼っている方」って聞いてみたら、参加者8人うち約半数の方が手を挙げて、ちょっとびっくり。

旦那さんが飼っているとか、今年から飼い始めましたとか、巣箱を置いたら勝手に入ってくれたとか。さすが、ニホンミツバチの島、淡路島。
 
みつばちのこと、はちみつのこと、はちみつの種類、日本の流通のこと、砂糖との比較など。盛りだくさんな内容をお伝えして、春・夏・秋のはちみつを食べ比べ。
そのまま、tonekoさんの素敵なご飯をいただきながら、質問もたくさんあり、たくさんのお話ができました。

 
「へー知らないことばっかり」「みつばち、かわいいよねー」などなど。

参加者の皆さんには楽しんでいただけ、そして、私たちもとても楽しかったです。
 
今回の資料やお話しした内容を振り返り、伝わりにくいところもあったので、もっとわかりやすく、楽しくお伝えできるように少しずつレベルアップしていきますね。そして、私たちもまだまだ勉強不足・経験不足なので、実践もコツコツと頑張ります。
 
今回はありがとうござました。
また、このような機会ができればと思います。
そして、会場の淡路島 tonekoさんは、前々から気になっており、今回はじめてお伺いすることができました。今度はゆっくりとお伺いしたいなー。

 

草地家のはちみつ

みつばち社会〜働き蜂⑨扇風と温度調節〜

働き蜂のお仕事のことも、今回で9回目。
今回は、働き蜂たちと巣の中の温度調節について。

巣箱の中の温度調節

巣の中にいる働き蜂たちは、巣内の温度をほぼ一定の温度(巣の中心温度は約32~35度)に保ち続けるため、暑い夏や寒い冬、巣の中などで様々な取り組みをしています。

巣内の温度を一定に保つ一番の理由は、幼虫を正常に発育させるためであり、育児圏の温度を一定に保つことが何よりも大切なことなのです。子どもたちのために快適な空間を作っているのですね。そのため、ミツバチは、巣温の変化を敏感に感知する温度感覚を持っています。

夏の暑いときは

気温が高いと、幼虫を育てるための適温を超えてしまうため、巣内を冷やす工夫が行われます。

蜂密度を下げる

まず、中央に重なるように巣板上にいた働き蜂の間に隙間ができ、中央の巣板に集中していたものが外側の巣板に分散することで、蜂密度を下げて、温度を下げます。

ニホンミツバチの巣の中では、みんなそれぞれ仕事をしています。

また、それでも暑いときは、熱を持っている自分たち(働き蜂)が巣の中から外に出ていくことで、巣の中で蜂が減って、蜂密度を下げることで、巣の中の温度を下げようとします。たくさん働き蜂が、巣箱の外に出て、巣箱の外側にびっしりとつくことがあります。

みつばちが外に

巣の中の温度を下げるために外に出てきたみつばちたち

さらに暑いとき、風を送る

さらに暑いときは、働き蜂たちが翅を羽ばたかせて、巣の中に風を送って、暖かい空気を外に外に出し、空気を入れ替えます。ちなみに、参考文献によると、この扇風の羽ばたき回数は、1秒間に150~200回程度であり、飛んでいるときは、1秒間に250回であるので、少しゆっくりと羽ばたいているそうな。

この扇風方法はニホンミツバチとセイヨウミツバチでは違っています。

セイヨウミツバチの場合

巣門に頭を向けて羽ばたくことで、巣門から巣内の暖かい空気を “排気(外に抜き出す)”します。

セイヨウミツバチ

セイヨウミツバチの扇風写真を持っていないので、代わりに暑くて外に出てきているときの様子

ニホンミツバチの場合

その向きは逆で、巣門にお尻を向けて羽ばたくことで、外の涼しい空気を巣内に送り込む“送風”の役割をします。そのため、巣箱の蓋や巣箱上部には水滴がつき、湿った状態になるのもニホンミツバチの特徴です。

ニホンミツバチの扇風行動

巣門にお尻を向けて羽ばたきます。

ニホンミツバチの場合は、直接巣内の匂いを巣の周辺に排出することは、天敵であるスズメバチなどの危険性が高くなることや、襲ってきた害敵への攻撃態勢が素早くとれるように頭部を前方に向けているのだろうと言われています。

今回はここまで

暑いとき対策にはまだ続きがあるので次回はその続きを。そして、寒いときはどうするのかなっていうことも書いていきます。

扇風機のように羽ばたいて風を送ることで巣の中を快適にする。働き蜂にしかできない、大切なお仕事の一つです。

 

参考文献

フォーガス・チャドウィック、2017、『ミツバチの教科書』、株式会社エクスナレッジ
吉田忠晴、2005、『ニホンミツバチの社会をさぐる』、玉川大学出版部

平成28年「養蜂をめぐる情勢」から見えたはちみつブーム!?

毎年、農林水産省から公表される「養蜂をめぐる情勢」。
10月ごろに公表されるということで、ここ数日、ほぼ毎日、このページをチェックしており、11月になっていつのまにか、最新の平成28年のデータが公表されていました。

ということで、今週は最新データから見る日本にはちみつ事情を簡単に考察します。

①国産はちみつの比率の変化

日本で流通している国産蜂蜜は、全体のたった5.4%。になっていました。いわゆる自給率という数字で、国産蜂蜜÷国内蜂蜜流通量×100で計算できます。
ちなみに、これは過去最低の数値です。(ちなみに昨年は7.3%で、平成に入ってからはずっと7%前後の値です。)

平成28年の国内蜂蜜の割合 

②はちみつの大量輸入

その要因は、国産のはちみつがわずかに減少したいうのもありますが、輸入量が大幅に増えたからなのです。国産蜂蜜は111t(トン)減少、輸入蜂蜜は12,000t増加。輸入蜂蜜のうち中国からの輸入が7割以上を占めており、約9,000t。

なので、国産蜂蜜の比率が約2%(7.3%→5.4%)も減少したのは、輸入量が大幅に増えたので、分母である国内流通量が大幅に増加したからなのです。

はちみつの輸入量の変化

③日本での年間蜂蜜消費量が130%増!!

日本国内で、平成27年の年間消費量は約39,000tであるのに対して、平成28年の年間消費量は約51,000t。約130%増!
ここ20年くらいは年間消費量は約40,000tくらいなのに。なぜか昨年、急に増えた。

その内訳は、家庭用が約7,000t、業務・加工用が約6,000tの増加。
いやいや、急に増えすぎでしょ。
まさか、巷でははちみつブームが起こっているのでしょうか!?

淡路島で小さなみつばち屋さんをしている私には全く実感がわかないのです。
そして、私たちはテレビのない生活をしており、情報はネットと新聞だけなので、もしかしたら、テレビの世界では、ものすごいはちみつ特集がされているのかも…。と想像を膨らませるのです。

もし、実感されている方がいれば教えてほしいです。

と、そんなことを書きつつも、そういえば、去年、お世話になっているおじいちゃんが、黒酢とはちみつと生姜で漬けおきして、しもやけに効くから毎日飲んでるって言っていたような。

国産・輸入蜂蜜の推移

ということで、

平成28年「養蜂をめぐる情勢」からわかることは、実は、巷でははちみつブームなのかもしれない!!ということです。

 

はちみつで何千t(トン)っていう数値をみても、なかなかぴんと来ないのですが、データからわかるはちみつ市場の不思議なお話でした。

「島の食卓2017秋」に出店してきました。

定期的に開催されている淡路島オーガニックマーケット島の食卓

今回は初めての雨。

みんなで1つのテントの下に集まっての【小さな島の食卓】でした。テントの下にみんな集まっての出店というのも、こじんまりとしていいかんじでした。

島の食卓秋2017

みんなでテントの下で。

小雨の中、足を運んでいただいたみなさん、そして、じっくりとみつばちのこと、はちみつのことなど私のお話を聞いていただいてありがとうございます。
 
次回は12月9日(土)に「菜音キャンプ」での開催となります。よろしくお願いします。

みつばち屋さん

はちみつと蜜蝋の販売をさせていただきました。

みつばち社会〜働き蜂⑦貯蔵係と蜂パン〜

働き蜂たちも日齢が進んでいくにつれて、巣の中でできること、やる仕事が増えていきます。巣の中での彼女たちの仕事は様々なのです。

たくさんのミツバチがいるなかで、どの時期に、どのように役割(仕事)の分担が決まっているのかということはよくわかっておりません。

ということで、今回は内勤のお仕事の1つ貯蔵係についてご紹介。

復習:働き蜂④キャリアパス(日齢分業)というコラムできましたが、働き蜂は日齢分業という世界。内勤でお仕事をするのは、10日~20日頃までで、内役期とも言うそうです。

貯蔵係のお仕事

外で蜜を集めてきた働き蜂から蜜や花粉を受け取り、

巣房の中に詰めていくのが貯蔵係のお仕事。

蜜を詰める

貯蔵係の働き蜂たちが、外勤の働き蜂から蜜の受け取るその方法については、以前のコラムで書きましたが、口移しのバケツリレー方式です。(詳しくは以下の通り)

蜂たちは、まず花の蜜を吸い集め、蜜を貯める胃(蜜胃)に一旦溜めておきます。
十分に蜜胃がいっぱいになったところで巣に戻り、今度は口移しで中の蜂に蜜を受け渡します。
そして今度は受け取った蜂が別の蜂へと口移しでバケツリレーのように渡していき、
貯蔵係の蜂まで辿り着いたところで巣に注ぎ込まれ、蓄えられます。
みつばちコラム 蜂蜜って何?〜蜂蜜ができるまで〜より抜粋)

巣の中にいる内勤の働き蜂同士でこのバケツリレーを何度も繰り返しながら、酵素が混ざり、水分を飛ばしていくのです。

みつばちの口吻

口から出ているのは、舌ではなくて、お口(くち)そのものなのです。この長い口(口吻)で蜜の受け渡しをします。

そして、何度か繰り返したあと、貯蔵係は巣房の中にお口から吐き出した蜂蜜っぽいものが詰めていきます。(この時点では完全な蜂蜜ではなく、この後、みつばちが羽ばたきで風を送るなど、空気に触れることで水分が飛ばされて、蜂蜜ができていきます。)

花粉を詰め込む

貯蔵係は、蜜だけではなく、外勤の働き蜂から花粉も受け取ります。
(花粉は大切なタンパク質。前回の授乳・給餌のお話であったローヤルゼリーは、若い働き蜂が花粉を食べて作り出します。)

受け取った花粉は、貯蔵係によって噛み砕かれて、巣房の中に押し込まれていきます。ちなみに、その押し込む方法は、頭で押し込むだそうです。その時、この花粉に蜂蜜が塗られて固められていくそうです。

蜜ぱん

蓋がない部分に花粉がみっちり。きっと貯蔵係が頑張って頭で押し込んだんですね。

こうやって巣房の中に作られた花粉のことを蜂パン(はちパン)やビーブレッド(bee-bread)、貯蔵花粉と呼ばれています。

ちなみに、この頭で押し込むを何度か繰り返すので、この花粉は地層みたいになっています。

蜜ぱん

たくさんの花粉で少しわかりにくいですが、花粉の層ができています。

今回の学びは蜂パン

今週は、内勤の働き蜂の中でも「貯蔵係」のお仕事について取り上げてみました。蜜を詰め込むだけではなくて、花粉も詰め込んでいるのです。しかも頭を使って。

そして、その名前が「蜂パン」というなんともかわいい名前ということを知りました。

今回はこれでおしまいです。
次回も働き蜂のお仕事の紹介が続きます。

参考文献:
山田養蜂場:http://honey.3838.com/lifestyle/meal.html
はい、やっこです!!:http://cerana.blog.fc2.com/blog-entry-101.html

みつばち社会〜働き蜂⑤最初の仕事は掃除と温め〜

先週のコラムで書いたように、働き蜂は生まれてからの日数(日齢)に応じて、仕事(役割)が変わっていきます。

それは、働き蜂の体が、日が経つにつれて発達(変化?)していき、体の変化に応じて「できること」と「できなくなること」ができてくるのです。蜜蜂が、何千年~何万年かけて今の状態に進化してきた過程の中で、みつばちの体も変化してきたのかもしれませんね。

(少しわかりにくい表現なのですが、例えば、生まれて3日~10日目くらいは、ローヤルゼリーを生産できるのですが、それ以降になると生産できなくなる。といったかんじ。詳細はおそらく次週のコラムに掲載されます。)

巣の中では、みんなそれぞれ仕事をしています。

今週からは、働き蜂たちの仕事について詳しく見ていこうと思います。

最初のお仕事。

羽化したばかりのみつばちたちは、まだ体もできておらず、できる仕事が限られています。そのなかで、羽化してから3日くらいまでの最初の仕事はお掃除です。
(文献やWEBによっては、5日までと書かれていることもあるので、だいたい3~5日くらいだと思います。)

働き蜂は、自分が蛹から羽化して出たあとの空の巣房などの中にある、蛹から脱皮した皮や巣蓋などを徹底的にきれいに掃除します。

そして、無事に掃除が終わった巣房には女王蜂が新しく卵を産み付けるます。掃除が終わっていない巣房には卵を産まないそうです。

ちなみにどうやって掃除するんでしょうね。
きっと頑張って、ぺろぺろとなめ続けるのかなと思います。
(詳細は文献などでも確認することはできず…)

もう一つのお仕事は蛹を温める

あと、実はあまり知られていないのですが、蛹を温めるという作業もしております。

幼虫を正常に発育させるためには、育児圏の温度を一定に保つことが大切なことなのです。そのため、蜂児の温度を保てるように、羽化して間もない若き働き蜂たちは、女王蜂が卵を産み付けていない空の巣房の中に入って発熱して隣の巣房にいる蛹を温めてあげたり、育児圏の巣蓋の上に数匹が集まって発熱して温めたりしてるそうです。

蜂児たちと巣房

きっとこういう穴の隙間に入って温めているのだと。

この発熱方法は、みつばち特融の方法であり、みつばちの翅の付け根の胸部にある飛翔筋という筋肉を震わせ、エネルギーが発生して、それが熱に変わるそうです。ちなみに、このときは、一時的に飛翔筋を翅から外すので、羽ばたかないそうです。
(人間に例えると、とてもムキムキの人が、ただひたすら胸筋だけを動かしづつけると、そこから熱が発生するというようなイメージですね。)

「翅から外す」とはよくわからないと思いますが、参考にしている文献では、『翅は、飛翔筋に直接つながっておらず、外すことができます。』と書かれています。下図は参考文献を基に作成。
そして、ちなみに昆虫が飛ぶときに使う筋肉は、この飛翔筋と呼ばれるそうで、トンボやチョウなどは羽を筋肉で直接駆動させる『直接飛翔筋駆動』であり、ハチやハエなどは筋肉で胸部外骨格を振動させ間接的に羽を駆動させる『間接飛翔筋駆動』だそうです。

みつばちの飛翔筋

みつばちの断面図

そして、この熱を発生させる方法は、冬越しの時などに行われることで、また、いつかのコラムで詳しく書きますね。

ということで

今週はここまで。羽化から3日くらいまでの働き蜂のお仕事について書きました。そこから派生して、飛翔筋というマニアックな筋肉のことも学ぶことができました。
次回はまた別のお仕事を紹介します。

※みつばちの日数や行動内容については、参考文献やWEBサイトによって詳細は異なってきます。このコラムは、あくまで私自身が調べて、自分で納得のいく内容をまとめて作成しております。

参考文献
フォーガス・チャドウィック、2017、『ミツバチの教科書』、株式会社エクスナレッジ
丸野内棣訳、2010、『ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く』、丸善出版ミツバチの一生:http://www.008720.com/mitubacilife.html
ミツバチの生態:http://mitubachi2012.web.fc2.com/page2-8.html

 

みつばち視察〜東近江市編〜

8月1日の朝来市での視察を終えて、次に向かったのは滋賀県東近江市。
(みつばち視察~朝来市編~はこちら

ということで、視察から1ヵ月過ぎてしまましたが、みつばち視察2日目、東近江市編のレポートです。

滋賀県東近江市で日本みつばちを飼っているのは、はちみつ・みつばち大好きの比嘉さん。約1年前に、大阪駅近くのはっちというはちみつとフリーペーパーのお店で、はっちのメンバーである比嘉さんが主催したみつばちイベントに参加して出会いました。

その後もUmekikiMarcheなどでお世話になりまして、みつばちの現場を見に行きたいですという話をしていたのが、やっと今回実現しました。

 

東近江市愛東地区にある百済寺というお寺の敷地内で、日本みつばちを飼っているということで、案内していただきました。

百済寺は、今から約1400年前に聖徳太子が百済人のために建てたと言われている、とても歴史あるお寺なのです。立派なお寺やお庭をその歴史を踏まえて案内していただいたのですが、写真を撮るのを忘れておりました。

巣箱が置いてある場所へ向かうと、「ごうら」と「重箱式」の2つの巣箱。

「ごうら」は初めて見ました!!ちょっと感動。

「ごうら」は丸太の中をくりぬいて作る巣箱で、日本でもっとも古くから使われている巣箱だと言われています。

日本みつばち

 

ごうらの巣箱

ごうらの巣箱

ごうらの巣箱

小さな入り口からはたくさんのミツバチが行き来していました。

さらに、写真ではわかりにくいかもしれませんが、ここには自然巣もありました。
実は1枚目の写真の真ん中の木(重箱巣箱の右)の洞のところで、みつばちたちが行き来しているのです。木の洞にできている自然巣は始めてい見たので、またまた感動。

木の洞にできた自然巣

 

また、みつばちを通じた環境学習などの取り組みについても教えていただきました。
現在、比嘉さんは、幻の銘酒『百済寺樽』復活プロジェクトを進めており、こちらのプロジェクトにも注目です。

 

これで、今回の2日間の視察は終了。
とても勉強になった2日間でした。

みつばち社会〜働き蜂③蜜蝋を生み出す体〜

みつばちは、巣箱のなかで(もしくは自然界では木の洞の中などで)、蜜蝋を作り、その蜜蝋を使って、ハニカム構造の集合体である巣を作ります。それは、見ての通り寸分の狂いもなく、とても美しいものです。

日本みつばちの巣 日本みつばちの巣

蜂の巣とみつばち 

今回は、その蜜蝋は、体のどこからできているのか、ということを書いていきます。

みつばちの体

これまで2週に渡り、みつばちの体について書いてきました。
外観は見ての通りふわふわのもふもふ。(ルックスについてはこちら

みつばちのルックス 

体の中には蜜胃があり、肢には花粉をつける花粉かごがあり。(体の構造についてはこちら

この体のどこに蝋ができる場所があるのか??

実は、この腹部の後ろあたりに4対で8つの分泌腺(ワックス腺や蝋腺と呼ばれる)があり、そこから蝋が作り出されるのです。ちなみに、蝋が作り出されるお腹の部分は「ワックスミラー」と呼ばれています。ちょっとかっこいい名前です。

みつばちのお腹

分泌されたときは液体ですが、分泌後はすぐに固まり、蝋片と呼ばれる1mmくらいの大きさの透明な鱗状のモノになります。イメージはこんな感じです。

蜜蜂の体からできる蜜蝋

出来立ての蜜蝋は透明で白っぽいのです。
花粉の色素が付着したり、子育てをして、幼虫の脱皮した皮や排泄物が付着することで、黄色く変色したり、強度も増していきます。

 

みつばちは、この分泌した蝋片を後ろ足の節にひっかけて、口元まで運んできます。
そして、大顎でこねられて、大顎線の分泌液と混ざり、みつばちが扱うの適した粘度に調整されるそうです。言い換えると、ガムのように口の中で噛み続けて、唾液と混ぜ合わせながら、柔らかくしているということですね。

みつばちの驚くべき特性。すごいです。

参考にしている文献ではこのように書かれています。人間に例えるとおもしろいです。

これは手工業者に例えると、彼は肋骨の間に、建築素材を汗のように絞り出し、その特徴を顧客の要望を満たすように変えることさえできるのである

引用:丸野内棣訳、2010、『ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く』、丸善出版

 

巣を作るにはどれくらい必要なの?

働き蜂が鱗状の蝋片(蜜蝋)を調整するのに約4分かかると言われています。

そして、この蝋片(蜜蝋)100gで約8,000の巣房を作ることができるそうで、その8,000の巣房を作るためには、125,000の蝋片が使われるそうです。(巣房・・・六角形のハニカムの1つのこと)

よくわからない個数になってきましたね。

ちなみに、中ぐらいの規模の巣の巣房数は、約100,000個だそうで、そのためには、蜜蝋は1,250g必要になり、ということは、1,562,500個の蝋片が必要になるとか・・・。

みつばちはすごい!!

もう、よくわかりません。

 

そして、蜜蝋を作り出すためには、大量のはちみつが必要であり、はちみつ10gに対して、たった1gだけ蜜蝋が分泌されるそうです。

 

作り出せるみつばちは限られている

巣の中で、蝋片を作り出して、巣を作っていくみつばちたち。
実は、この分泌腺から蝋片が体から出るのもピークがあって、参考にしている本では、羽化12日~18日で性能が頂点に達し、その後退化する。と書かれています。
(これは参考にする書物などで違うので、正確な日数などはわかりません。)

 

みつばちのお仕事についてはまたの機会に。
というところで、今回はこれでおしまいです。

参考

丸野内棣訳、2010、『ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く』、丸善出版

山田養蜂場ミツバチ研究支援サイト:https://www.bee-lab.jp/hobeey/hobeeydb/db01/hobeey01_12.html#ac02

みつばち社会〜働き蜂①ルックス〜

お花畑やお家の花壇などで、モフモフしてみつばちが飛んできて、体や足に花粉をつけて花から花へ飛び回る。そんな働き蜂たちの仕草を見ていると、なんだかとても癒されますね。

みつばちと花粉

かぼちゃの花に寄ってきたみつばち。足と羽にはたっぷりと花粉。

ということで、6回にわたってお送りした女王蜂シリーズが終わり、今週からは働き蜂について、より深く解像度を上げていきたいと思います。

これまでのコラムで書いたこともありますが、1つの群れの中には、数千~数万匹の働き蜂がいて、門番や世話係り、巣を作ったり、蜜を集めたり、様々な役割があります。
(それぞれの役割はどうやって決まっているのか?ということはまた後日)

今週は、働き蜂のルックスについてみていきます。
(女王蜂の時はシリーズの最後だったのですが、今回は初めに持ってきました。)

働き蜂のルックス

見た目はご覧の通り、全体的にモフモフしています。
イメージをつけやすいように写真とイラストを並べてみました。

昆虫の体の構造である、頭・胸・腹に分かれております。肢は3対で6本、羽は4枚。

そして、このモフモフ。剛毛というそうで、体をクッションのように守り、保温するということだけではないとのこと。例えば、首のまわりをふかふかした毛で覆っているが、これも毛の形をした感覚器(センサー)の一種で、頭にかかる重力の方向を知るのには欠かせないものらしいです※。

みつばちのルックス 働き蜂イラスト

目は3つの単眼、2つの複眼があるそうです。正面から見たときのイメージ図はこちら。

みつばち正面

正面からみたイメージ

それぞれの眼の機能については、きっと調べると面白いと思うのですが、みつばちというか、昆虫のことでマニアックになれそうなので今回は辞めておきます。

日本みつばちとセイヨウミツバチ

2種類のみつばちは全然見た目が違っています。その違いを写真で。

日本みつばちとセイヨウミツバチ 日本みつばちとセイヨウミツバチ

日本みつばちの方が黒っぽくて、セイヨウミツバチの方が黄色みが多いかんじ。
直接、目にしたら、大きさの違いもわかります。

参考までに
日本みつばちは体長10~13mm、体重65mg~90mg
セイヨウミツバチは体長12~14mm、体重80~150mg
と大きさも全然違います。

 

今回は

働き蜂シリーズのイントロダクションとそのルックスでした。

みつばちのルックスについて、写真とイラストを多めに書きました。
写真を多めにしたことで、感覚的に捉えていただきやすいかなと思いまして。

というのは、言い訳です。本当は、みつばちの体の構造とか、どこに蜜を貯めるとか、蜜蝋っていう蝋を体のどの部分から出すとか…もっといろいろ、長めにマニアックにに書いていくつもりだったのですが、いろいろ立て込んでいて手が回らず…。またの機会にします。

※参考文献
尼川タイサク、2013、『マキノの庭のミツバチの国』、西日本出版社
吉田忠晴、2000、『ニホンミツバチの飼育法と生態』、玉川大学出版部

みつばち視察〜朝来市編〜

8月1日~2日にかけての二日間。
兵庫県朝来市と滋賀県東近江市に行き、養蜂に取り組んでいる同年代の方に会いに行ってきました。同年代って少ないので、なんだかうれしいのです。

ということで、朝来市編。

朝来市山東町与布土地区で様々な取り組みをしている西村さん。
そのなかの一つが「与布土みつばちプロジェクト」。
(与布土みつばちプロジェクトのFBページはこちら

まずは、最初に、地域自治協議会の建物へ。
朝来市のこと、与布土のこと、西村さんの取り組みのことなどお話を聞き、そして、養蜂を始めたきっかけやどうやって養蜂ができる場所を見つけたのかなどのご質問もさせていただきました。

そして、午後から現場へ。

山際の段々畑になっている不耕作地を活用して、ヘアリーベッチやひまわりを植えて蜜源づくりに取り組んでいます。このひまわりも一部は地元のこども園のこどもたちと一緒に植えたり、また、子供たちとみつばち観察をやったりと素敵な企画に取り組んでいます。

ヒマワリ畑

幹線道路で、車からはきれいなヒマワリ畑が見えます。

ひまわり畑の畦を歩いていると、ひまわりの花によって来るみつばちも。

ヒマワリとみつばち

ヒマワリ畑とセイヨウミツバチ

西村さんは、不耕作地と山の境目にセイヨウミツバチと日本みつばちの両方を飼っており、ほぼ独学で学び、蜂のことを見ながら、トライ&エラーの繰り返しだそうです。

日本みつばちの巣箱は山の木陰など、直接日が当たらないところに置くのですが、この場所は山の中にクマや猪がいるため、山の中に置けないということで、日本みつばちは単管パイプを組んで、日よけネットで囲われています。

養蜂

西村さんの養蜂現場

手作りの重箱式巣箱。今年の分蜂で捕まえたそうな。そして、朝来市は寒いので巣箱の木が厚いとか。

日本みつばちの巣箱

説明してくれる西村さん

そのあと、セイヨウミツバチの巣箱も見せていただきました。普段、日本みつばちしか見ない私にとって、セイヨウミツバチはとても新鮮で、そして、みつばちはやっぱり可愛い。見た目は、とても黄色くて、日本みつばちよりもちょっと大き目。

セイヨウミツバチ

セイヨウミツバチの巣箱

セイヨウミツバチ

暑いので外に出ているそうです。

日本みつばちと比べて、セイヨウミツバチの方が攻撃的だと言われているのですが、この日はみつばちたちの機嫌がよかったということだそうで、覆面布や手袋をしなくて、そのままで持ち上げても大丈夫でした。

上には蜜で、下は子育て。はっきりとくっきりと分かれていました。ちょっとだけ巣のはちみつをそのままペロリとさせていただきました。

セイヨウミツバチ

養蜂っぽいこのかんじ

女王蜂も見せていただきました。わかりますかね、真ん中にいる少し大きめのシマシマのない蜂です。

セイヨウミツバチの女王蜂

真ん中の大きいのが女王蜂

 

ほんと、いろいろと勉強になりました。

西村さん、ご丁寧にいろんなことを教えていただき、本当にありがとうございました。
今後も情報交換や連携ができたらいいなって思って考え中です。

 

頑張って、東近江市編も書いていきます。

みつばち社会~女王蜂⑤女王不在の無王群〜

女王蜂シリーズもなんと今回で5回目。
今回は無王群についてのお話です。

無王群とは

これまで、何度も出てきているように、1つの群れには、女王蜂が1匹だけ。
群れの中は、あとは、たくさんの働き蜂と全体の1割程度の雄蜂で構成されています。

ただ、何らかの理由で、そのたった1匹しかいない女王蜂がいなくなってしまった群れを、その名のとおり無王群と言います。

いつ、女王はいなくなるの・・・?

前回のコラムで書いたように、女王蜂は、生きている間はほぼ巣の中で、群れの反映のために卵を産み続けます。

では、どの段階でいなくなってしまうことがあるのか??

これまでのコラムの中で、女王蜂が生まれてから行動を思い返してみてください。

女王が外に出ていくタイミングを。

 

 

そう、新しく生まれてきた女王が交尾のために空へ出かけたときなのです。
(他にもいなくなるタイミングがあるかもしれませんが、調べた限りはこのタイミングがほぼ要因)

新しい女王蜂が羽化して約1週間。お付きの働き蜂(20匹程度)に護衛された女王は交尾のため、生まれて初めて空に飛び立ちます。(詳しくはこちらに書いています。)

そして、実は、その空は危険な場所でもあるのです。

これを人間に例えると、箱入りで育ってきたお嬢様がお付きの人を20人引き連れて初めてまちに行って、お目当ての男性を探しに行っているっていう感じですね。しかし、お付きの人がボディーガードの役割ではなくて、何かあっても見ているだけであり、そして、弱っちいのです。こんんかなんじで、そりゃ、危険ですよね。

交尾のための雄蜂たちがいるところに向かっているのですが、危険な空では、突然、鳥に襲われて、食べられてしまい命を失うことも…。他にも何らかの外的要因があって女王が死んでしまうことがあるそうです。

蜜蜂と鳥

きっとこんなイメージ

 

女王がいなくなるということは。

交尾飛行で3日程度で巣箱に帰ってくるはずの女王が帰ってこない。群れの中では大問題。群れの存続危機なのです!!

分蜂直後の群れは、巣の中に卵もありません。もし、巣の中に卵があれば、女王蜂が返ってこないことを知った働き蜂たちが変成王台を作って、これから生まれてくるだろう幼虫にローヤルゼリーを与えて、新しい女王蜂に仕立て上げることもできるのですが、そういうことも難しいのです。(ちなみに無王群になると、セイヨウミツバチはこのような変成王台を作るのですが、日本みつばちは変成王台ができにくいそうです。)

そして、4~5日すると、雌である働き蜂たちが産卵を始めるのです。

通常であれば、女王蜂のフェロモンで産卵を抑制されているのですが、女王蜂がいないため、そのフェロモンの効果がなくります。そうすると、働き蜂が産卵できる体になり、群れの存続のため、産卵をするのです。(女王のフェロモンについてのコラムはこちら

そして、なんと、いつも参考にしている文献によると、産卵する働き蜂は腹部にある黄色のバンドが消失して黒く光るようになるそうです。見た目まで変わってしまうなんて…。

働き蜂が産む卵

通常、女王蜂は、巣房のなかに、卵を1つ1つ産みつけるのに対して、働き蜂が産卵した場合は、巣房の中に数個から数十個の卵を産み付けるそうです。

巣房

 

そして、何より、働き蜂は交尾していないため、無精卵しか産むことができないのです。
無精卵からは雄蜂しか生まれません。

ということは、巣房には1個ではなく、たくさんの卵なので、そこから、小さな雄蜂が羽化するのです。

 

群れの中では、小さな雄蜂が増えるが、働き蜂たちが増えずに減っていく一方。

それでも、雄蜂は特に何もしない。働き蜂は働くけども、個体数は減っていく。

そこからはご想像できるかと思いますが、最終的には消滅するしかないのです。

悲しいかな、女王がいなくなった群れは自然の中では生きていけないのです。

(私は詳しくは知らないのですが、セイヨウミツバチの場合は対策などがあるそうです。)

今回のまとめ

女王不在の無王群について書きました。

無王群になる要因はほかにもあるようですが、様々な書籍やネットの情報を調べてみた結果、鳥に食べられる以外の要因については、詳しくは書かれていませんでした。きっと春の時期なので、スズメバチもそんなにいないし、蜘蛛の巣あまりないし、ほかにはどういう要因なのかな~って考えてみましたが、まだまだ勉強不足で私にはよくわかりませんでした。

あとは、人間世界に例えてみてみるのも面白いですね。
無王群の最期については、男は増えても何もしないので、男だけでは生きられない…。そんな社会なのです。

参考文献
吉田忠晴、2000、『ニホンミツバチの飼育法と生態』、玉川大学出版部
丸野内棣訳、2010、『ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く』、丸善出版

地域の草刈りへ~神代浦壁~

今日も地域のおじいちゃんたちと草刈り。
朝7時の日差しが強くないうちに始めます。ため池の近くの斜面などを約2時間。
大人数なので、すごい速さで草刈りが進んでいきます。

草刈り

 

ため池近くの畦や草むらの草刈りを終え、ふと、みなさんの草刈り機を見てみると、草刈り機にはたくさんの釣り糸が絡まっていました。
実は、この地域は昔から休日になるとブラックバス釣りなどでたくさんの人が来ます。
(今日も朝9時にはすでに「なにわ」ナンバーの車など淡路島島外の車が5台くらいありました。)

あるおじいちゃんが
「釣りをするのはええんやけど、マナーは守ってもらわんとな。釣りやっとる人はわしらが草刈りしとることも知らんだろうな」とつぶやいていました。

マナーを守る、ルール守るっていうのは当たり前のこと。そして、もちろん環境よくない。それに加えて、釣り糸は切れにくいので、絡まったり、引っかかったりと危ないのです。(草刈り機にもよくない。深く絡むと故障の原因に…。)
しっかりと守ってほしいですね。

そして、そして、草刈りの最後はみんなでスイカ。
甘くて冷たいスイカ。体の中に染みこんでいきました。それにしてもこのサイズ。1人1つ、みんなこれを簡単に食べきっていました。私は1つでおなかいっぱいになったのですが、「若いんやから」って言われて、プラス1つ。

草刈り後のスイカ

今日もそんな朝でした。

ちなみに、お昼はみなさんで食事へ。
急遽、一人欠席で、お膳が1つ余っていまして。
「若いんやから」ということで、ここでもプラス1つでした。

みつばち社会~女王蜂③フェロモンでメロメロ~

今回は、女王蜂のフェロモンのお話。

以前、みつばちコラムで、みつばちは「社会性昆虫」であるというお話を書きました。
みつばちたちの社会では、1つの集団を作り、女王蜂が1匹、働き蜂が数千〜数万、生殖の時期には雄蜂が2,000~3,000匹が、階級社会の形成して、維持しているという社会です。これはみつばちのカーストとも呼ばれます。(詳しくは日本みつばちの社会〜プロローグ〜を参照)

この社会を形成して、維持できているのは、女王蜂の大顎線(おおあごせん)というところから分泌される「9-オキソデン酸」を主成分とする女王物質と呼ばれるフェロモンがあるからなのです。

9-オキソデセン酸

学者さんの世界ではこのように示されるそうです。私には、何が何なのか全くわかりません。

 

フェロモンによる影響

この女王物質が働き蜂と雄蜂にそれぞれとても大きな影響を与えます。

働き蜂にはこんな効果が。

●働き蜂の卵巣の発達を抑制する
働き蜂もメスなので卵を産むことができます。ただ、この女王物質によって、卵を産むことができない状態になっています。そして、働き蜂としての労働を促すのだと。
(実は、働き蜂も卵を産む機会があるので、またそれは別の機会にご説明します。)

●王台を作らせないようにする
女王蜂自身が、「私はまだまだ元気だから、新しい女王はいらないよ。」っていうことで。まだ新女王のため王台を作らせないのです。逆に言えば、それは、今の女王がいる群れが安泰っていうことを示しています。

雄蜂には

前回のコラムで書いた空中で雄蜂と交尾に出かけた際に、雄蜂を引き寄せるためのにおい物質として発散して、雄蜂を誘引するための性フェロモンとしての機能もあるそうです。

 

フェロモンはどうやって伝わるの??

女王蜂は常に、たくさんのお付きのみつばちたちに囲まれて暮らしています。そのお付きのみつばちたちが女王の体をなめて、触覚で触れて、女王物質であるフェロモンを受け取ります。

その後、女王フェロモンのついた働き蜂たちが、ほかの働き蜂たちと口移しで蜜を交換したり、接触することで、働き蜂全体にフェロモンが広がっていきます。フェロモンが行き渡ることで、女王蜂の存在やその状態についての情報が伝わっていくのです。

フェロモンの効き目が…

女王蜂も年老いていくと、女王物質が分泌量が少なくなったり、分泌できなくなったりなっていきます。そうなれば、実は、群れのなかでは一大事なのです。

働き蜂たちは女王フェロモンの魔法が解けるのです。魔法が解けた働き蜂たちは、卵の数が少ないことに気づき、このままでは群れ全体が存続の危機であるということに気づくのです。そして、新しい女王を迎えるための王台を作り始めるのです。新しい女王が生まれれば、今いる年老いた女王は追い出されてしまいます…。

また、群が大きくなり過ぎると、群れ全体に女王物質がいきわたらないことがあります。その時もまた、新しい王台ができて、新女王が生まれる前に、現女王は働き蜂を半分連れて、自ら巣を離れていくのです。(分蜂についてはこちら

 

※参考 女王物質(フェロモン)とローヤルゼリーの関係
このページによると、働き蜂が作るローヤルゼリーの中には、女王物質の成分も含まれているということで、女王蜂が出した女王物質は、女王が食べる食事(ローヤルゼリー)を介して、また女王に返送されるということです。女王物質は、女王蜂と働き蜂の間でぐるぐると循環しているそうです。

参考URL:http://www.setsunan.ac.jp/~p-tennen/HTML-file/kenkyu/kenkyu-bottom1/kenkyu1.html

 

これで終わり

今日はフェロモンのお話でした。フェロモンって目に見えないし、どちらかといえば香りの世界が近いかなと思います。ただ、香りであっても、私たちには、みつばちの出しているフェロモンがどんなものなのか、っていうのは感じることはできません。本を片手に、WEBで調べながら、少しでもわかりやすくと思い書いていました。ただ、やっぱりどうしても文字が多くなってしまいます。なので、最後に自作のみつばちのイラストを載せてみました。(このコラムの内容とは関係ありません。)
はち

参考文献
丸野内棣訳、2010、『ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く』、丸善出版
坂本文夫、2016、『ハチ博士のミツバチコラム』、京都ニホンミツバチ研究所

みつばちの卵を見つける

最近は、梅雨っぽい雨や曇りでじめじめした日々が続いています。

そんな梅雨の合間、昨日はめずらしく晴れたので山へ行ってきました。

ミツバチに刺されないようにということとやぶ蚊が多いということで、
長袖、長ズボン、ゴム手袋、頭にはネット付きの帽子。
湿度の高い山の中にいるだけで、汗が止まりません…。
手袋を外した途端に、やぶ蚊に刺されてしまうので、現場の写真が撮れない。

山では、
まずは巣箱の掃除。

底板には、くねくねとスムシが動いていたり、大きな蛾が死んでいたり、
みつばちたちが自分たちで壊した巣のかけらがあったり。
(底板や中蓋の中には、隙間などの見えないところにスムシが潜んでいるので要注意。)

それらを丁寧に取り除いてあげます。

その後、巣箱を持ち上げてみて、どれくらい蜜を集めているのかということを感覚的に感じていきます。継ぎ足しの時期などを頭に入れていきます。

 

そんななか、巣箱の中を掃除しているときに、底板の上に落ちていた巣のかけら。
かたちがあまりに美しかったので、持って帰ってきました。
ミツバチの巣

この巣をじっくりと見つめていると、白くて丸くて、卵のようなものが。
みつばちの卵

見えますかね~?この写真の中の、白くて、細長いモノ。
これ、実はみつばちの卵なのです。
サイズは1mm~2mmくらい。

もう、この卵は幼虫に孵ることはないのですが、
本来であれば、卵から19日で幼虫、蛹を経て、羽化して成虫である働き蜂になります。

巣の中では、女王蜂が一日1000個以上の卵を産むと言われています。
そのため、巣の中にはたくさんの卵があるのですが、あまり直接見ることのない貴重なものなのです。

不意に見つかった卵に、ちょっとテンションが上がりました。

 

ちなみに、夕方、ズボンの隙間に蜂が入ってしまい、膝小僧を刺されてしまいました…。

みつばち社会~女王蜂①女王の誕生~

先週はみつばちコラムが始まって以来、初めてのお休みをいただきました。
今週から復活です。どうぞよろしくお願い致します。

今回からみつばちたちの世界により深く、解像度を上げてみていきたいと思います。

ということで、まずは「女王蜂」から始めます。
何万匹もの蜂たちがいる群れの中で、たった1匹しかいない女王蜂。

そんな女王蜂について、誕生から始まり交尾、産卵、そして最後は?など。毎週少しずつ書いていきますね。今週は女王蜂の誕生について。ただ、今回は文字が多めです。なぜなら、女王蜂や王台、幼虫を見かける機会がほとんどないので、自分たちで写真を撮れないのです…。

女王蜂の誕生

以前、コラムで分蜂について書いたときに、分蜂の話の流れのままに女王蜂の誕生について書いていたということに気づきまして…。今回と内容が重なるところもありますが、こっちの方がより詳しく。

春~初夏にかけての繁殖期。
通常、みつばちの世界では、子孫を残すため、巣の中では働き蜂たちが新しい女王蜂を迎えるための準備が始まります。(これは巣箱の中でなくても、自然巣でも同じです。)

準備とは、巣の中で新しい女王蜂の子育てをするための場所を作るのです。それが巣の下部にできる赤い丸の穴が開いているように見えるところであり、王椀(おうわん)と呼ばれます。

(写真では巣箱を横に倒して写真を撮っているんためわかりにくいのですが、子育てや蜜を蓄える巣房(ハニカム構造の小部屋)は地面に対してほぼ水平にできていくのに対して、この女王蜂の特別な場所は下向き(地面に対してほぼ垂直)なのです。なぜでしょうね・・・?やっぱり特別な感じなのかも。)

日本みつばち 王椀

ここに女王蜂が卵を産み、働き蜂たちが女王に育てていきます。王椀に卵を産み付けられてから、働き蜂によって、増築され、蓋がされ、下の写真のようになります。

日本みつばち 王台

他とは違う突き出た巨大な個室が新女王蜂を育てる場所であり、王台(おうだい)と呼ばれます。いかにも、特別な場所って感じがしますね。(あと、王台と王椀の明確な言葉の違いはよくわかりませんでした…。全体的に王台って言われることが多いような。)

ちなみに王台は群れの状況によって、①分蜂王台、②換王王台、③変成王台の3種類の呼び名があるそうです。今回のような春に子孫を残すためにできる王台のことを①の分蜂王台と言い、自然王台とも言われます。(②換王王台、③変成王台については、女王蜂シリーズの別の機会にご紹介します。)

こちらは働き蜂たちの卵や幼虫が育つ巣房。巣房に蓋がされているだけです。

働き蜂の巣房

卵から羽化して女王蜂に

この蓋がされた部屋の中で、卵から幼虫、蛹を経て、羽化して女王蜂へと成長していくのですが、実は、この卵、産み付けられた段階では、働き蜂と同じ卵(有精卵)だそうです。働き蜂も女王蜂も同じメスですからね。(オスは無精卵なのです。オスについてはまたの機会に。)

そこから、女王蜂になるために必要なものがローヤルゼリーです。
(ローヤルゼリーについては、健康食品などよく目にすると思いますが、その通りですごい栄養価の高いものです。今回はローヤルゼリーの説明はざっくりとこれで終わり。)

働き蜂たちが新しい女王のために、自分の体からローヤルゼリーを作り出し、女王蜂の幼虫にローヤルゼリーだけを与え続けるのです。卵から15日。王台の蓋を破り、女王蜂が誕生します。そして、誕生した女王蜂このローヤルゼリーだけを食べ続けることで寿命も長くなるのです。

ちなみに、働き蜂たちも幼虫の間、生まれてから3日間はローヤルゼリーと似たワーカーゼリーというものを与えられ、4日目以降は花粉や蜜を与えられ働き蜂に育って行きます。このワーカーゼリーは働き蜂の幼虫のためのご飯で、ローヤルゼリーとは成分や濃度が少し違っており、ローヤルゼリーに比べて栄養価の低いと言われています。

ローヤルゼリーとワーカーゼリー。
この食事の違いで、女王になるか、働き蜂になるかっていうのが決まります。

(個人的に、ローヤルゼリーとワーカーゼリーっていうネーミングで大きな格差を感じます。)

人工王台やローヤルゼリーの生産

働き蜂たちが、女王蜂の卵は特別な場所で育てるということ、女王蜂も働き蜂も同じ有精卵であるということ、女王蜂の幼虫のために働き蜂がローヤルゼリーを与えるという習性を活かして、養蜂の世界(セイヨウミツバチの養蜂)では、人工的に女王蜂を増やしたり、ローヤルゼリーを生産したりというを行っています。

私はあまり詳しくないのですが、いろいろ調べて結果、女王蜂を増やす方法はざっくりとこんなかんじらしいです。(間違ってたらすいません)
1)木の板にプラスチックの人工王台をつける。(移虫枠と言うそうです)
2)人工王台の中に、少しのローヤルゼリーと生まれたての幼虫を入れる。
3)女王蜂がいない状態にした巣箱(無王群)の中に移虫枠を入れる。
4)無王群の中の働き蜂たちが、この人工王台の幼虫を新しい女王蜂だと思って、ローヤルゼリーを与え、せっせと育てくれる。10日くらい経過すると、人工王台のなかで女王蜂の幼虫が蛹にまで育つ。
6)移虫枠から蛹まで育った王台を取り外し、準備しておいた別の巣箱(無王群)に取り付ける。(分け出しと言うそうです)
7)巣の中で新しい女王が誕生し、交尾へ。

人工王台

イメージ画像( 画像引用先:養蜂家向け養蜂マニュアル(農林水産省HP)より作成)

※参考にしたのはこれらの養蜂家さんのブログ
北のみつ蜂便り:http://naruse-bee.jp/php/freo/index.php/view/110
小森養蜂場のみつばち日記:http://komoribee.blog.fc2.com/blog-entry-174.html
太田養蜂場みつばち徒然ブログ:http://www.xn--h9jg5a3dt05yd2yb.com/category5/beeincrease.html

養蜂の世界ではこのように女王蜂を増やすそうです。参考にしていた農林水産省のHPにある養蜂マニュアルのChapter1は「女王蜂の作成法」というタイトルでちょっとびっくりでした。

私たちのやっている日本みつばちの養蜂は、ほぼ自然任せなのところがあるので、本格的な養蜂のことを知らなかった…。私自身、実は養蜂業界のことや常識をほとんどしりません。
養蜂業として、セイヨウミツバチをたくさん飼っている場合、常に自然任せっていうのは難しいのかもしれません。

今回は、

生まれる前から女王になるべく特別な場所が準備され、特別な食事が用意される女王蜂の誕生について書いてみました。ただ、実は、女王蜂も働き蜂と卵は同じであり、ローヤルゼリーとワーカーゼリーの差によって、女王になるか、働き蜂になるのかということで。

そして、働き蜂たちの習性を活かした女王蜂の生み出し方。びっくりしたと同時に、人間とはすごいことを考えつくものなんだなということを感じました。

さてさて、次回からも女王蜂の行動などについて書いていきます。

 

ゆきお

参考文献:
吉田忠晴、2000、『ニホンミツバチの飼育法と生態』、玉川大学出版部
丸野内棣訳、2010、『ミツバチの世界 個を超えた驚きの行動を解く』、丸善出版

田植えとフナ

淡路島の南。6月半ばの三原平野では、玉ねぎの収穫がひと段落して、玉ねぎ畑から水田に変わる1週間。農家さんは5月半ばから続いてきた農繁期もあと少しでひと段落。

ここ数日、私は地元の浦壁営農組合というところで田植えのお手伝い。みんなで作業。田植え機を巧みに操作するベテランのおじいちゃん、ワイワイしゃべり続けるおじいちゃん、無口なおじいちゃん、よく喋るおばあちゃん。みんなでやると楽しいのです。
営農組合では、地域内の農家さんから田植えを依頼を受けて、営農組合で田植えをします。
依頼した農家さんは、苗箱の準備をしてくれたり、お茶の準備をしてくれたり。

依頼する理由は、高齢化が進んでいるというだけではなくて、米は出荷しても値段が安く、その割に田植え機など機械が高額であるので買い替えることできなかったりと、個人の農家さんにとって、田植えなどの水稲の作業が負担になるという現実もあります。

田植え

営農組合の田植え

そして今日。
作業中に、おばちゃんが「こっち見てみ、鮒がおんで。」と。
ふと水路を見るとたくさんの鮒が泳いでおりまして。先日の大雨で水路の水かさが増えて、繋がっている近くの池から泳いできたらしいのです。

それをみたおじいちゃんたち。おじいちゃんがコンテナを持ってきて水路に落とし、手に持っている道具で追い込んで、「こわいねん!」って言っているおばあちゃんが鮒をコンテナに投げいれて。

田植えと鮒

なんともたまらなくかわいらしくて。ついつい、こっそり写真を撮ってしまいました。

田植えそっちのけで、みんな鮒に夢中。

田植えと鮒

なかなか立派な鮒です。

 

あっという間に10匹くらい捕まえまして。

「鮒は食べるんですか?」 って聞いたら。
「そんな臭いの食べへんわ。あらいにしたら食べてれるよ。どうや?」と。

そう、捕まえるのが楽しいんです(笑)おじいちゃん、おばあちゃんになっても無邪気な子ども心は忘れません。私もそんな大人になりたいです。

そのあと、おばあちゃんのお話では、50年以上前は、池の水を全部抜いた時に鮒や鯉が干上がってくるので、それぞれの家に持ち帰って食べるのがご馳走だったらしいです。 

ちなみに、この鮒たち、田んぼの横の小さな水溜めの中にいれて置いたら、別のおじいちゃんが全部持って帰ったそうです。きっとおいしく調理されたのでしょう。

1月から毎週水曜日に更新を続けてきた「みつばちコラム」。今週だけお休みです。また、来週から頑張ります。お楽しみに。

竹の伐採はバールで。

今日は午後からみつばちたちの山の中へ。
今回の目的は梅の収穫だったのですが、竹がどんどん生えてくるので、まずは竹の伐採作業。

前日に父親からは「山に竹刈る道具置いていあるからそれを使え」と。
    
そして、山においてあったのがこのバール…。

バール

いやいや、何かおかしいのでは?
「このバールで倒していけということなのか。」
と2人でそんな話をしながら。

 
出てきたばかりの柔らかい竹なので簡単に折ることができます。バールを振り回して、竹を根元からどんどん倒していきました。その成果がこちら。1時間くらいで見事にきれいになりました。

【Before】
みつばちたちの山

【After】
みつばちたちの山

 

ただ、ヤブ蚊とマムシ対策で上下長袖長ズボンということもあり1時間もやれば汗だくでヘトヘト。蜂たちも行き来しやすくなったかなと思います。
 

あとは通りやすいように木々の剪定も少しだけ。

枝の剪定

 

そのあとは無事に梅の収穫もできました。時期が少し遅かったこともあり、熟して落ちてしまった梅も多く、今年の収穫量は少なめ。明日は梅酒と梅シロップ作りをしようかなと。

梅収穫

みつばちたちは元気そうでした。
また後日、竹藪の開拓と巣箱の掃除に行こうかな。

日本に輸入される蜂蜜はどこから来ているのか?

どーも、細かな数字を見るのが好きなゆきおです。

以前のコラムで日本国内のはちみつの流通量について、農林水産省が公表しているデータを基に簡単に分析をしました。前回のコラムはこちらから。

その中では、国産蜂蜜はたった7%であり、残りの93%は海外から輸入された蜂蜜であるということでした。しかも、輸入蜂蜜の約7割は中国から。前回の復習はこちらの図で。

データを基に、草地家が独自に作成

そんなデータを見ながら、一体どんな国から輸入されているのかが気になったので、今回はもう少し詳しく調べてみました。

 

輸入・輸出されるもの

日本から輸出されるもの、日本に輸入されるものはすべて、財務省貿易統計から数量や重さ、金額などを月単位や年単位で調べることができるのです。

貿易統計とは貿易統計は、経済統計に関する国際条約及び関税法に基づき、我が国の貿易の実態を正確に把握し各国の外国貿易との比較を容易にすることにより、国や公共機関の経済政策、私企業の経済活動の資料に資することを目的に作成、公表及び閲覧されるものです。(引用:財務省HP

もちろん、はちみつも勝手に輸入していいものではありません。蜂蜜の関税は約30%(WTO協定国で25.5%)とちょっと割高なのです。(そのことについてはまたいつかのコラムで)

はちみつはどの国から?

貿易統計によると、2015年は世界196カ国のうち41カ国の蜂蜜が日本に輸入されていることがわかりました。一覧は以下の通り。
ダントツで多いのは中国で26,411,417kg(26,411トン)という圧倒的な量。そして、一番少ないのはエストニアでたったの72kg。

(出典:貿易統計 草地家が独自に作成)

順位 国名 輸入量(kg)
1 中華人民共和国 China 26,411,417
2 アルゼンチン Argentina 3,277,996
3 カナダ Canada 2,842,142
4 ミャンマー Myanmar 738,210
5 ハンガリー Hungary 720,998
6 ニュージーランド New Zealand 549,296
7 メキシコ Mexico 406,985
8 ルーマニア Romania 236,780
9 スペイン Spain 191,961
10 オーストラリア Australia 119,190
11 ベトナム Vietnam 98,300
12 ドイツ Germany 94,529
13 イタリア Italy 87,758
14 フランス France 74,920
15 ブラジル Brazil 54,910
16 グアテマラ Guatemala 53,700
17 エチオピア Ethiopia 41,760
18 ウクライナ Ukraine 39,315
19 スイス Switzerland 29,013
20 インド India 22,947
21 タイ Thailand 22,766
22 アメリカ合衆国 United States 18,217
23 キューバ Cuba 18,000
24 ブルガリア Bulgaria 14,989
25 スウェーデン Sweden 13,938
26 英国 United Kingdom 11,264
27 タジキスタン Tajikistan 10,000
28 オーストリア Austria 5,829
29 大韓民国 South Korea 3,593
30 キルギス Kyrgyzstan 2,667
31 ギリシャ Greece 1,970
32 台湾 Taiwan 1,725
33 トルコ Turkey 1,309
34 フィンランド Finland 1,008
35 ポルトガル Portugal 797
36 オランダ Netherlands 522
37 南アフリカ共和国 South Africa 350
38 ポーランド Poland 275
39 モンゴル Mongolia 125
40 チュニジア Tunisia 100
41 エストニア Estonia 72
36,221,643

 

世界地図で見るとこうなります。世界各国から輸入されてることがよくわかります。地図で見ると一目瞭然。わかりやすいですね。特に、欧米やアジア、オセアニアからの輸入が多い中で、中東やアフリカからはとても少ないです。
(そして、Wordpressを使うとこんなことも簡単に表現できるんですね。改めて感心しました。)

 

(上記のデータを基に草地家が独自に作成)

うちにある蜂蜜のなかで

うちにはとても希少な南スーダンの蜂蜜があります。
この蜂蜜は、今年の1月、東京に仕事で行ったときに、陽子ちゃんがマルシェで出会ったもの。
マラウィやケニア、南スーダンで養蜂技術の指導から輸入・販売までを行い途上国支援をしているフェアトレード蜂蜜なのです。そんな素敵なはちみつなのです。
そして、まだ開けることなく、そのままです。

南スーダンの蜂蜜

今回は

世界中の様々な国から、日本に蜂蜜が届けられているということを可視化してみました。
はちみつを味わうだけでなく、どの国で、どんな風に作られた蜂蜜なのか、調べてみたり、思いをはせてみたり。そういうこともよいですね。

この蜂蜜というものは、日本では、奈良時代から記録が残っているものです。その後もずっと日本人の暮らしと密接につながってきたものだと思います。この日本という国の中で、時代の変化と共に養蜂や蜂蜜はどのような扱いがされていたのか。
そして、いつ、どの段階で、海外のはちみつが増えていったのか?などなど。
もう少し勉強してから、コラムにしていきたいと思います。

淡路島のたまねぎ②早生といえば

気が付けば、5月も終わり。

淡路島では、今がたまねぎシーズン真っただ中。
玉ねぎ畑では、たくさんの人や収穫する機械、車などなど、みんな総出で収穫作業です。

収穫されている玉ねぎも早生(わせ)玉ねぎや中生(なかて)玉ねぎに移ってきました。
(前回のブログで分類を書きましたので、「極早生」「早生」「中生」「晩生」って何だ?って思ったら、こちらを読み返してみてください。)

今回は少し遅くなりましたが早生(わせ)玉ねぎについて。

早生といえば

近くの産直に行ってみると、やっぱり玉ねぎでいっぱい

南あわじの産直

写真にはありませんが、この手前には、段ボールでたくさん積まれています。

淡路島のたまねぎ  淡路島のたまねぎ 淡路島のたまねぎ  淡路島のたまねぎ

そのなかで、売っている玉ねぎはほぼすべて「七宝」
そう、淡路島の早生たまねぎと言えば、「七宝」なのです。

 

七宝って

正確には株式会社七宝という会社が育成している「七宝早生7号」という品種です。
最近、兵庫県が発行した「淡路島たまねぎの教科書」によると、以下のようにかなり詳しく書かれております。

たまねぎの教科書

淡路島たまねぎの教科書(兵庫県 淡路県民局 洲本農林水産振興事務所 南淡路農業改良普及センター)
いろいろとマニアックなことが書いてあり、読み応えのある冊子です。おススメです。

七宝早生7号(株式会社七宝 育成) ♀貝塚早生×静岡早生 ♂愛知早生×今井早生 
肥大性に優れ、抽台・分球が少なく耐病性がある品種を選抜し、交配したF1を西南暖地に適した品種として1992年に育成。

 短期貯蔵に適した甲高の早生品種です。一般に4月から5月にかけて収穫されるたまねぎは「新たまねぎ」と呼ばれています。
 色は白く、肉質が柔らかくジューシーです。辛み成分のアリシンが少ないので、サラダなど生食用に適しています。傷つきやすく日持ちしないので期間限定のたまねぎです。
引用:淡路島たまねぎの教科書(兵庫県 淡路県民局 洲本農林水産振興事務所 南淡路農業改良普及センター)p.8

 

そんな七宝。

生産者である淡路島の農家さんからは「やっぱり七宝。七宝がおいしい!」というお話をよく聞きます。実は、七宝はこの時期限定の農家さんおススメの玉ねぎなのです。

ただ、中生や晩生のたまねぎと比べて貯蔵性が良くないなどの理由から、この時期しか市場には出回らず、この期を逃すと、「七宝」を食べる機会がぐっと減ってしまいます。

私の経験では、日陰で1ヵ月くらいは平気だったような気がしますが、通常、玉ねぎは何カ月も日持するものなので、それに比べると日持ちしないのかもしれないですね。そして、昨日も産直でお客さんのご夫婦が「「早めに食べてください」って書いているけど、どれくらい日持するのかわからない。」と話しておりました。

極早生と比べてみました。

まずは見た目。

玉ねぎ比較

左:極早生(濱の宝)右:早生(七宝)

玉ねぎ比較

左:極早生(濱の宝)右:早生(七宝)

どうでしょう?違いがわかるでしょうか?

まず、首のところが太さが違いますね。早生のたまねぎ(右側)はしっかりと首が締まっていますね。私も見比べてみてはじめて気が付きました。
そして、膨らみ方も少し違います。これはきっと品種の影響だと思います。(たまねぎは品種によって球のカタチが違ってきます。)

真っ二つにしたときは

玉ねぎ比較

左:極早生(濱の宝)右:早生(七宝)

スマホのカメラなのでわかりにくいかもしれませんが、極早生たまねぎ(左側)はが少し透明っぽく、みずみずしい。一方で、早生たまねぎ(右側)は、真っ白でずっしりとした感じです。

そして、スライスとその味わい

玉ねぎスライス

繊維を断ち切る方向にスライスしました。

極早生のたまねぎのときは、切ったあとすぐに食べても、みずみずしくて、辛みがほとんどなく、水分を甘味を感じることができました。
一方で、早生たまねぎの場合は、すぐに食べると、甘味のあとに辛みと玉ねぎのツーンとした香り、玉ねぎっぽさがあります。(私が生玉ねぎがあまり得意じゃないので、敏感なだけかもしれませんが。)

少し空気にさらしてあげたりすることで、辛みが飛んで、甘味を感じやすくなるので、ややマイルドになります。玉ねぎっぽさ残る玉ねぎスライスが好きな人にはこの七宝はもってこいだと思います。

おススメの食べ方

もちろん、スライスして生で食べるのもよいですが、個人的には、炒め物や玉ねぎフライ、かき揚げなど、火を通してあげることで、甘味がしっかりと引き立ち美味しくなります。BBQもよいですね。

玉ねぎフライ  BBQ

 

次回は

今回は早生玉ねぎについてご紹介しました。
「淡路島玉ねぎ」と言っても、たくさんの品種があり、時期によって味わいや特徴も様々です。

玉ねぎシーズンがピークを迎えている淡路島。
今後は中生や晩生のたまねぎ、淡路島にしかない農民車のことや玉ねぎ小屋のことなど。
データも交えて、気ままに書いていこうと思います。

 

日本のはちみつの流通量~統計データから学ぶ~

今週は日本でのはちみつ流通量について、国が出している統計データから見ていきたいと思います。

養蜂業の分類

その前に、養蜂業は、日本標準産業分類の中では、
大分類:A農業,林業
中分類:01農業
小分類:012畜産農業
細分類:0129その他の畜産農業
に属します。

そのため、養蜂やはちみつのデータについては、毎年、農林水産省が「養蜂をめぐる情勢」というものをまとめており、そこから様々なことが見えてきます。

ちなみに、この日本標準産業分類は、国が公的統計の作成に当たり産業別に表示するための分類です。複数の事業にまたがっている場合、例えば、養蜂をして、はちみつを販売している場合は、「E製造業」に属したり、「I卸売業,小売業」に属する場合もあります。このあたりは、特に厳しい縛りはないみたいです。

蜂蜜の流通

こちらのデータをご覧ください。

養蜂をめぐる情勢

出典:農林水産省 養蜂をめぐる情勢(平成28年10月)

 

実は、日本で使われているはちみつの約93%は輸入であり、国産蜂蜜はたった7%しかないのです…。実はこんな現状なのです。家庭用でも国産はたった13%であり、87%は輸入蜂蜜。そういえば、スーパーなど、お店で並んでいるもののほとんどは海外のものですからね。

ちなみに、平成27年度の日本の食料自給率はカロリーベースで39%、生産量ベースで66%です。こちらを参照
そして、小麦は、国産は約13%、輸入が約87%。砂糖は国産が約40%、輸入が約60%。

内訳を見やすくするとこんな感じになります。

輸入蜂蜜の約73%は中国産であり、そのあと、アルゼンチン産やカナダ産など。ヨーロッパ産はちみつとして日本で有名なハンガリー産はちみつ。あとは、近年人気が高いマヌカハニーがあるニュージーランド産はちみつ。

 

ここからわかること

あと、このデータからわかることとしては、
・国産蜂蜜のほとんどすべてが家庭用であるということ。
・輸入蜂蜜は家庭用が55%、業務・加工用が45%であるということ。

この業務・加工用のはちみつというのは、主には、以前のコラム(蜂蜜って何?~日本の蜂蜜には規格がある①~)で書いた精製はちみつとして、パンやドリンクなどに使われているのだと思います。

輸入量と消費量の推移

もう少し数字を見ていきましょう。

国産蜂蜜がたった7%しかないということについて。統計データから過去にさかのぼっていくと、昭和60年までは、自給率(=国産生産量/消費量)は20.5%あったのに、平成になってからの自給率は7%前後を推移していることがわかります。

蜂蜜の生産量、輸入量及び消費量

出典:農林水産省 養蜂をめぐる情勢(平成28年10月)

 

自給率が減少した理由としては、昭和60年と平成7年を比べると、
・中国産のはちみつの輸入量が約2倍になっていること。
(昭和60年:18,143t → 平成7年:35,138t)

・国内の生産量が半分以下になったこと。
(昭和60年:7,225t → 平成7年:3,362t)

・消費量が約7,000t増加したこと。
(昭和60年:35,272t → 平成7年:42,485t)

が考えらえます。

この急激な輸入量の増加と、国内生産量の減少については、何か理由がありそうな気がします。そして、これらの増減を考慮しても、中国からの輸入量が急激に増え過ぎじゃないかと思いますがどうしてでしょうね。私自身、まだまだ勉強不足です。

なぜ、消費量と輸入量が増えたんでしょうかね?
根拠はないのですが、今、私が考えられることとしては、高齢化・後継者不足などによる国内養蜂家の減少、人口が増加していた時代であり需要が増えたということ、健康志向のはちみつブームでで需要が増えたこと、日本企業の中国進出などかなと思います。また、時代背景などを含めて、調査していきたいと思います。(例えば、複合的な要因で蜂蜜入りの加工品(パンやドリンクなど)が増えたとか。)

また、平成に入ってからは輸入蜂蜜のほとんどが中国産であったことがわかります。最近になって年々中国からの輸入割合が下がってきていますが、日本でのはちみつの需要量が減っているので、相関関係がありそうです。
あとは、ここには載っていませんが、マヌカハニーの輸入量が年々少しずつ増加しており、日本の中でのはちみつ消費の文化が健康や安心・安全、高級志向になっていることもあるのかもしれませんね。

データをみて想像を膨らませる

今週は、農林水産省のデータからわかることを少しだけ書きました。

この「養蜂をめぐる情勢」には、日本の養蜂やはちみつに関する様々なデータが書かれており、とても興味深い内容なのです。他のところの考察については、またの機会に詳しく書きます。

このような数字を見ながら、
なぜ数字が増えたんだろう?
なぜ、前年と違うんだろう?
このデータはどこからきているんだろう?
などなど。

きっといろんな要因があるんだと思います。その、いろんななぜ?について、その理由を書籍やネットで探ってみたり。当時の時代背景やブーム、人口問題、業界の変化、輸入規制などから想像したり。そういうことまで考えながら、統計を見ていると面白いなーって思うのです。

と、今回はちょっと理系っぽくなってみました。ゆきおでした。

蜂球のなか。

実は、昨日の午前中も分蜂群を目の当たりにしまして。
蜂の数と勢いに圧倒されました。
そんなこんなで、今回も分蜂について書いていきます。

前回のブログでは、分蜂した群れが、巣箱に入っていく状態であったのですが、今回は、分蜂した直後で、蜂球を作るときの様子です。

 

分蜂の直前

朝から巣のまわりでは、たくさんの働き蜂やオスバチがブーンブーンと巣の近くを行き来しています。

(その時の写真は撮り忘れ)

 

この分蜂の予行練習を何度か繰り返えすそうで。
待っている方は、ドキドキしながら、「いつでるのまだ?」って感じで見守ります。

いよいよ飛び立つ

そこから、数分後。

みんなが一斉に空に飛び立って行きます。

(この瞬間を見逃してしまいまして…。あと10分、その場に残っていれば見れたのに…。耐えられず、農作業に行きまして…。残念。)

そして、空が

帰ってきたら、空がとても賑やかに。

上空は、たくさんのみつばちたち。

分蜂した空

これすべて蜂です

ぐるぐると遠くに行くわけではなく、近くを旋回しています。

 

近くの木の枝に

しばらくしたら、近くにあった木の枝に蜂たちが集まってきました。

きっと、ここに女王蜂が止まったのでしょう。

女王蜂が止まったところに働き蜂たちが集まってきて、球を作ってきます。

分蜂した空

 

動画はこちら

 

蜂球

そして、数分で、どんどん分蜂した群れが集まってきて、球がどんどん大きくなってきました。ある程度集まるとみつばちたちも落ち着いてきてきました。

 

分蜂蜂球

 

近づいても、はちたちは何もしてきません。
気にも留めてくれません。

 

やってみたかったこと

近くに低めの木に蜂球ができまして、こんなチャンスはめったにない。

分蜂した木

 

ということで、一度はやってみたかったことを。

蜂球の中に、指をいれてみたいということ。

(前回も少し書きましたが、)
分蜂をしたときのみつばちたち、いつ新居が決まるかわからないということもあり、お腹ににたくさんの蜜を抱えています。そのため、よほどのことがない限り、刺されることはありません。

ドキドキしながら、いざ!!

分蜂 触る

暖かい!!
そして、蜂たちがブルブルとした振動が伝わってきます。

ついてきた蜂たち

ぶら下がって、なかなか離れない。おとなしくかわいいみつばちたち。

ゆっくりと元の場所に戻してあげます。

ドキドキしましたが、何事もなく。

分蜂 触る

ようこも指を入れまして。
うちの猫を触っているみたいという感想で。

 

ということで、

今日は分蜂をより近くで体験。

みつばちたちは人間のことはあまり気にも留めずという感じでしょうかね。

ただ、今回は無事でしたが、必ずしも安全とはいません。
私事ではありますが、この後、いろいろありましてみつばちさんに下唇を刺されました。
今は唇がパンパンです。

試すときは、くれぐれもご注意下さい。

ちなみに、元々いた巣から離れて分蜂についていった働き蜂が、元の巣箱に戻ろうとすると、元の巣の入り口で門番のみつばちたちに殺されてしまうそうです。

「もうあいつらは出ていったから、別の群れだ!!やっちまえー!!」
みたいな。

そういう現場も何度か目の当たりにしております。

直前まで、一緒に暮らしていた仲間なんだから、入れてあげてもいいのにねー。
というか、どうやって見分けているんだろうって思います。

分蜂群がそのまま巣箱に!

分蜂シーズンも終盤になってきました。

毎日、いろんな山を行ったり来たりというのもひと段落。

そんななか、先日、
分蜂群が巣箱に入っていく瞬間に立ち会うことができました。

最初、山に見回りに行ったとき、
置いている空の巣箱のまわりには、いつもより多めの偵察隊のみつばちたち。
行ったり来たりで、巣箱の中をみていました。

 

そして、しばらくしたら、
突然、偵察のみつばちたちが全くいなくなってしまったのです。

偵察だけして、別のところに行ったのかな?とか
ちょっとがっかりしつつも。

 

その後、しばらく様子を見ていると。

上空から「ブーン」「ブーン」という大きな音が。

ふと、空を見上げると、たくさんのみつばち

そのまま数分で、みつばちたちの群れは巣箱に吸い込まれていきました。

 

 

初めて分蜂した群れが巣に入っていく瞬間をこの目で見ることができました。

私たち2人は「すげー」としか言葉が出なかったです。

分蜂!!それは「巣別れ」ともいいます。  

初春~初夏にかけて、巣箱の中から女王蜂と約半数の働き蜂が新しい住処を求めて出ていくことがあります。このことを「巣別れ」「分蜂(分封)」と言います。

一体何が起きているのか?

巣の中では、みつばちたちが子孫反映のために、春になると巣箱の中では新しい女王蜂を迎えるための準備が始まり、王台と呼ばれる女王蜂専用の特別な巣房が作られていきます。
(このなかで、女王蜂の幼虫は栄養価の高いローヤルゼリーを与えられて育てられます。)

日本みつばち 王台

他の六角形の巣房と比べて、明らかに大きい。

 

王台の数は、群れの規模によっても変わるようですが、数個~十数個できるそうな。
王椀と呼ばれる女王蜂を育てるための場所なのです。

日本みつばち 王台

この写真は王椀。

 

ただ、1つの群れに、女王蜂は1匹

みつばちの世界では、1つの群れの中では、女王蜂は1匹しか生息することができません。

そのため、新しい女王蜂が生まれる直前に、これまで巣の中にいた母女王蜂は、これから生まれてくる新しい娘女王蜂に、今の巣を譲り、母女王蜂は新天地を求めて、約半数の働き蜂と共に飛び立っていくのです。この現象が「分蜂」です。

 

分蜂して出ていった群れは、

一旦、巣箱の近くの太い木の枝などに蜂球と呼ばれる塊を作って集合し、ある程度の時間を過ごします。

日本みつばち 分蜂蜂球

これが蜂球、みつばちだけでできています

 

なぜこの状態で

集合しているのかというと、この時点では、まだ新しい住処が決まっておらず。この段階で、偵察隊の働き蜂が新しい住処となる場所を探しに出かけており、残った働き蜂と女王蜂が蜂球の状態で待っている状態なのです。(正確には、分蜂前の元の巣にいたときから、偵察隊は新しい住処を探しに出かけています。)

ちなみに、分蜂した働き蜂たちはいつ新居が決まるかわからないということもあり、お腹にたっぷりと蜜を蓄えてて出ていきます。そのため、危害を加えなければ、刺されることはほとんどありません。

 

そして、気に入った良い新居が見つかったら、群れがその場所へ向けて、一斉に飛んで行きます。
近くに置いてある巣箱の中に居ついたり、もしくは、山の中や石碑の隙間などに自然巣を作ったりすることも。

この大移動を、直接この目で見たら、とてもびっくりするという話をよく聞きますが、実は私はまだ見たことがありません…。今年こそは見てみたい。

 

大きな群れの場合は、

分蜂から数日後に、王台から新女王蜂が誕生して、第二分蜂がはじまります。この場合も、同様に、姉女王蜂が約半数の働き蜂を引き連れて、新天地を求めて飛び立って行きます。その後、第三分蜂ってことも。

そして、残った王台は、分蜂しなくなった巣の中では、これ以上、女王蜂が生まれてこないように、巣の主となった新しい女王蜂や働き蜂によって、王台が壊されて、幼虫も抹殺されます。なんとも厳しい社会です。
(ちなみに、同時に女王蜂が生まれた場合は、どちらか一方が死ぬまでの、殺し合いになるそうな。)

 

実は、分蜂は働き蜂がコントロール?

春になり、暖かくなってくると巣の中では、働き蜂が育児や採餌・貯蜜など、働き蜂たちが活発に活動するようになります。そうすると、巣の中はいっぱいになり、手狭になってきます。そこで、働き蜂たちが、巣の中で新しい女王蜂が生まれるよう準備し、そして、分蜂させるようにコントロールしているとも言われています。

日本みつばちの養蜂家にとって

年に1度だけ。

唯一、この時期だけが、巣箱で飼う群数を増やすことができる時期なのです。
この時期にどれだけ蜂に入ってもらえるかで、これからの先の採蜜量などが決まってくる大切な時期なのです。

みつばちたちに巣箱に入ってもらえるように、頑張っているところです。

 

ということで、

今回は、今の時期しか見れない「分蜂」について。
田舎に住んでいる方なら、山の中やお家の中に巣箱を置いておいておいたら、もしかしたら、日本みつばちが新しい住処として居ついてくれるかもしれません。

はちみつの賞味期限は?

イベント出店していると、お客さんから
「賞味期限っていつまでですか?」
ということをよく聞かれます。
普段、はちみつはたくさん使うものでもないので、保存がきく方がいい。
でも、いつまでに食べた方がいいんだろう?腐ったら困るな~。
ということかもしれません。

ということで、今回は、はちみつの成分のことや賞味期限のお話。

はちみつの主な成分は糖類と水分

以前、『蜂蜜って何?〜蜂蜜ができるまで〜)』というコラムで書いたように、
蜂蜜ができるまでには、花から集めてきた蜜が、蜂たちの口移しバケツリレー方式で、様々な酵素が混ざり合いながら、巣の中に蓄えられるということでした。

花の蜜の糖度はみつばちが採集した段階では40%未満と言われており、巣の中に蓄えられてから、みつばちが羽ばたき、風を送ることによって水分が飛ばされた結果、蜂蜜の糖度は80%前後になるのです。

風を送る日本みつばち

巣の中に風を送る日本みつばち

そして、みつばちたちの頑張りによって、水分が飛んで、糖度が高くなると熟成された蜂蜜が完成です。完成した蜂蜜は、蜂たちがミツロウで作った蓋(蜜蓋)で封をします。

巣と蝋蓋

この蝋蓋がされているということは、はちみつの糖度が上がり、しっかりと熟成されたという証です。そして、それは、みつはちのチカラだけで熟成した蜂蜜であるということですね。

みつばちが蝋蓋をする前の水分量が多い状態のはちみつを採蜜して、人工的に加熱し、水分を飛ばして、糖度が80%前後になったら瓶詰めして、販売するという蜂蜜もあるそうです。

これを何度か濾して、商品となる蜂蜜が出来上がります。
採蜜後のはちみつの主な成分は、糖類(ぶどう糖や果糖など)が約80%、水分が約20%です。
(※はちみつの細かな成分や効能については、またの機会に。)

糖度が高いということは

糖度が約80%。糖の濃度が高く、水分が少ないというのは、細菌などの菌が繁殖しにくい環境なのです。また、はちみつの中に細菌が入っても、糖分が細菌内の水分を吸い取ってしまうので、細菌は繁殖できずに、死滅してしまします。難しい言葉で「浸透圧」と言います。

ジャムを作るときに、果物に砂糖を振っておくと、果物から水分が抜けるのと同じ現象ですね。

(ナメクジに塩をかけたときに小さくなるのもこの現象。私は子どものころにやりました)

さらに、はちみつには殺菌効果が

はちみつにはグルコン酸などの有機酸が含まれているため、常に弱酸性の状態になっているため、その中で菌が繁殖しにくいと言われています。
それに加えて、はちみつ内にあるグルコースオキシターゼという酵素が、空気中の酸素と結びつき、過酸化水素を作り出します。この過酸化水素が強い殺菌作用を持っているのです。

 

これらの様々な殺菌作用などが複合的に絡み合い、高い保存性が生まれているのです。

ということで、はちみつは腐りません!!

 

売っている蜂蜜には賞味期限が書いてあるけど

食品を販売するにあたって、法律上、賞味期限を記載する必要があるのです。
そして、蜂蜜の場合は1~3年くらいのものが多いです。

その理由としては、時間の経過とともに風味や味わいが変化するということもあり、賞味期限の参考として、一般社団法人日本養蜂協会のWebサイトに以下のように書いているからだと思います。

賞味期限は、充てん後1~3年を目途に販売者が決定するものとし、元号若しくは西暦の「年 月」でもって表示するものとする。(一般社団法人日本養蜂協会HP参照

腐るものではないのですが、一応決めておかないとっていうことで、このように書かれております。賞味期限は、販売者が決定するものなのです。

草地家では、採蜜月から2年間とさせていただいております。
が、過ぎても腐るものでもありませんので、美味しくいただけます。

賞味期限の表記については、製造日から3ヵ月を超えるものは、「年月」表記で認められているので、例えば、2016年10月に採蜜したものであれば、賞味期限は2018年9月になります。

では、はちみつって絶対に腐らないの?腐る可能性はないの?

はちみつそのものは、先ほどまで書いていたように腐るものではありません。
ただ、はちみつの中に、水や異物が入ってしまうと腐ったり、カビが生えたりする可能性があります。

例えば、水でぬれたスプーンを使い、蜂蜜の中に水気が入ってしまったり。直接、指を蜂蜜ビンの中に入れたり、ペロリしたり。口をつけたスプーンを再び蜂蜜ビンの中に入れてしまったり。

そういうことにならないように、ご注意ください。

淡路島のたまねぎ① 3月の新玉と玉ねぎの種類

玉ねぎシーズン到来

少しずつ暖くになってきました。3月ももうすぐ終わり。
そして、いよいよ淡路島が本領発揮する玉ねぎシーズンの始まりです。

すでに、地元の道の駅では、たくさんの「新玉」が並んでいます。春休みということもあり、たくさんの人が訪れており、みなさん新玉ねぎに夢中でした。

産直の玉ねぎ売り場

新玉がビッシリ

淡路島の玉ねぎは、たくさんの種類があり、様々な品種の玉ねぎが栽培されています。

そのため、収穫間近の玉ねぎ畑があったり、まだまだ小さくてかわいい玉ねぎが植わっている玉ねぎ畑があったり。

玉ねぎ畑
玉ねぎ畑

収穫目前の玉ねぎ

こっちの農場はまだまだ小さい玉ねぎ。6月に収穫します。

玉ねぎ畑

まだまだこんなに小さい

お店で見れば、すべて同じ玉ねぎなのに、

玉ねぎには、品種や収穫する時期によって、大きく分けて、「極早生(ごくわせ)」「早生(わせ)」「中生(なかて)」「晩生(おくて)」というように分類されます。
下の写真のように、たまねぎの色も全然違うのです。早生の玉ねぎが白っぽくて、中生や晩生の玉ねぎは茶色っぽい色をしています。

そして、品種も「レクスター」「まぼろし」「春いちばん」「ソニック」「アドバンス」「ターザン」「もみじ3号」「もみじの輝き」などなど。ちょっとかっこいい名前もありますね。

そのなかでも「極早生」「早生」「中生」の品種の玉ねぎが「新玉」と呼ばれます。

玉ねぎの種類

今、販売されているのは、極早生

3月末の今の時期、販売されている玉ねぎは「極早生」という玉ねぎです。

新玉ねぎ

濱の宝という品種の玉ねぎ

土を落として、きれいに皮をむいてあげると、透き通るような白さで美しい。

包丁で真っ二つに。

新玉真っ二つ

このみずみずしさ

切っていても目が痛くならない。

玉ねぎスライス

スライスにしていきます

スライスしたら、水にさらすのではなく、空気にさらしてあげる。
そうすることで、ほんの少しの辛みもなくなります。
今回は2種類の切り方で試してみました。

玉ねぎスライス

繊維に沿ってスライス

玉ねぎスライス

繊維を断ち切る方向

 

あとは、鰹節を振って、ポン酢をかけて食べる。
繊維に沿って切ったほうが、食感がしっかりしていて玉ねぎっぽさがしっかりと残っています。そして、繊維を断ち切ってスライスした方は、少しとろみがあって、甘味が強くなります。

どちらも美味しい。ひとつの玉ねぎで二度楽しめる。

玉ねぎスライス

それぞれの時期に応じて

これから淡路島は玉ねぎシーズンへ。
「早生」「中生」「晩生」についてや、淡路島の玉ねぎのことなどはそれぞれの時期に応じて、少しずつ書いていこうと思います。

【草地家、はじめてのトークイベント】

 

来月、4/6(木)の夜に大阪駅から徒歩数分「はちみつとフリーペーパーのお店 はっち」にてトークイベントでお話をさせていただきます。

声をかけてくださったのは、大阪・梅田で「はちみつとフリーペーパーのお店 はっち」で「はちみつ担当」を務める比嘉さん。「はっち」では、毎月第一木曜日を「はちみつday」として、はちみつ・ミツバチに関するトークやイベントを開催しているのです。

トークイベントでは、日本みつばちを通じた私たちの取り組みを中心に、在来種である日本みつばちのことやはちみつのことなど。また、淡路島での暮らしや遊び方、食のことなど、淡路島の魅力的なところもお話する予定です。
どんな展開になるかはまだ決まっていませんが、みんなでお話ができたらと考えています。

まだまだ、養蜂家見習いなのですが、このような取り組みを通じて、みつばちのことや淡路島に関心を持ってもらえたらいいなーと思います。

大阪付近のみなさまのお越し、お待ちしておりまーす!
木曜の夜、お仕事帰りにふらりと寄ってくださいねー。

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■日時:平成29年4月6日(木)20時~22時
■場所:はちみつとフリーペーパーのお店 はっち
■住所:大阪市北区中津5丁目4-21(大阪駅から徒歩10分)
■参加費:会場にてワンドリンクオーダー+投げ銭
■参加申し込み:Facebookにてイベントページにて(こちら

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「純粋はちみつ」「PureHoney」が多い理由は

スーパーなどで蜂蜜コーナーを目にしたことはあるでしょうか?

ちょっと立ち止まって、様々なはちみつを手に取ってみてください。

純粋はちみつ

一番よく見るのがこれ

純粋はちみつ

こんなものもあります

見ての通り、ほとんどのものに「純粋はちみつ」や「PureHoney」という名前です。 

今回は、なんで「純粋はちみつ」「PureHoney」なのかということを少し詳しく書いてみます。

 

その理由は、そういう決まりだから。

はい、これまで何度か出てきた「はちみつ類の表示に関する公正協議規約」にはこのように書いています。

純粋とPure

この規約によりますと、「純粋」、「天然」、「生」、「完熟」、「ピュア」、「ナチュラル」、「Pure」、「Natural」などの言葉は、「純粋」もしくは「Pure」に統一しなさい。他の言葉は使っちゃいけません。ということなのです。

ある本には、消費者がまぎらわしくないように、業界団体で「純粋」「Pure」に統一したということも記載されていました。(←ちょっと怪しいぞ…)

 

購入するときによくわからない

だたこれ、購入する人にとって優しくない。
スーパーで様々な蜂蜜を手に取ってみてもパッケージがほとんど同じで、表示ラベルを見ても同じ。(ラベル表示についてのルールはこちらのコラムを参照)
純粋はちみつ

「違いがわからない、何を選んだらいいのかわからない。」

「なんとなく、パッケージでこっちを選ぼう。」

「こっちの国よりこっちの国の方がなんとなく安心」

っていうことも。

消費者にやさしいということで決めたルールが実はわかりにくいっていうことも。
というか、消費者目線ではないような気もしますね…。

そして、問題なのは

混ぜ物の入っていないはちみつであれば、すべて、「純粋」や「Pure」と名乗ることができるのです。生産地も、製造方法も。その過程も決まりはありません。

例えば、

海外で詰められたものも「純粋はちみつ」

「中国産」のはちみつと「アルゼンチン産」のはちみつが混ざっていても「純粋はちみつ」

水分量が多いままのはちみつを採蜜して、加熱処理をして、水分を飛ばしてできたはちみつも「純粋はちみつ」

日本国内で採れたはちみつも「純粋はちみつ」
(ただし、日本だけの場合は、「国産純粋はちみつ」)

「純粋」って何なんだと思いますね。

純粋はちみつ

左が中国産のはちみつ 100gで100円 これも「純粋はちみつ」
右がカナダ産の「純粋クローバーはちみつ」 これも「純粋」って書いてます。

 

ということで、やっぱり業界ルールなのです

大きな会社さんの販売している蜂蜜は、ほぼすべてが「純粋はちみつ」や「PureHoney」という名前なのです。

ただ、このルール、前回もお伝えしたように、従う必要はないです。
そのため、「生はちみつ」や「完熟はちみつ」などという名前で販売しても問題はないのです。

 

3月8日は「みつばちの日」

今日は水曜日ということで、「みつばちコラム」の日。
ただ、本日3月8日は、年に一度しかない「みつばちの日」なのです。

全日本ミツバチ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が制定したそうな。
いつできたのか、なぜできたのかについては調べても記述が見つかりません。

理由はきっと「みつ(3)ばち(8)」だから。
それ以上でもそれ以下でもありません。

 

草地家のみつばち

みつばちのことを考える。

草地家のみつばち

みつばちに想いを馳せる。

草地家のみつばち

みつばちを眺める。

みつばちたちに感謝をこめて、はちみつを食べるのもいいかも。

1匹のみつばちが集めてくる蜜はティースプーン1杯分(約3g)
パクリと食べれば、みつばちや森の姿が思い浮かんでくるはず。
思い浮かばなければ、想像しましょう。

日本みつばち

そんなみつばちの日です。
私たちもみつばちたちに想いを馳せながら、はちみつをパクリとしました。

 

温かくなったら、早く会いたいね。

 

 

ちなみに、3月8日は日本では、
さばの日 (さ(3)ば(8))
鯖ずしの日 (さ(3)ば(8)ずし)
サワークリームの日 (サ(3)ワ(8)ークリーム)
ビールサーバーの日 (ビールサー(3)バー(8))
さやえんどうの日 (さ(3)や(8)えんどう)
みやげの日 (み(3)や(8)げ)
エスカレーターの日

世界では、国際女性デーです。

 

なお、次の記念日は8月3日の「はちみつの日」

蜂蜜って何?~日本の蜂蜜には規格がある②~

前回の続きで、日本のはちみつの規格について

“巣はちみつ”と”巣はちみつ入りはちみつ”

前回も登場した「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」によると、

蜂蜜規格(©)

巣はちみつ
「新しく作られて幼虫のいない巣房にみつばちによって貯えられたはちみつで、巣全体又は一部を封入したまま販売されるもの」ということで。
「コムハニー」「巣蜜」という品名で売られているものがこれ。はちの巣の中にはちみつがきれいに入った状態のものを、丁寧に箱詰めしたものですね。

巣蜜

 

巣はちみつ入りはちみつ(←何度も言うと噛みそうになります)
「はちみつに巣はちみつを加えたもの」ということです。
「巣入りはちみつ」という品名で販売されていることが多く、その名の通り、はちみつビンの中にこの巣はちみつをカットしたものが入っています。
(写真はありません)

 

わたしたち草地家も、この「巣はちみつ」や「巣入りはちみつ」も一部販売できたらいいなと思っているので、保健所にどういう扱いになるのかを確認してみます。はちみつそのままなので、販売できると思っているんですが、どうなったかということはブログなどでご報告します。

あれ、名前が違うんですが。

「巣蜜」「コムハニー」「巣入りはちみつ」など、販売されているものは規約で定められている品名(「巣はちみつ」「巣はちみつ入りはちみつ」)と違っていることもあります。

その理由は、前回もお伝えしたように、この規約は「全国はちみつ公正取引協議会」という業界団体が自主的に設定した業界のルール(公正競争規約)であり、必ずしもその協議会に所属する必要はなく、従ったりする必要はないからです。

ちなみに岡山に本社がある有名な山田養蜂場はこの協議会にには属しておりません。理由はこんな感じです。
“あくまで「はちみつ」の品質を追求する私たちの厳格な品質基準と、広く一般的な意味ではちみつを定義する協議会の基準の間に相違があるためです。”(引用:山田養蜂場HP

なので、いろんな名称で販売されています。

では、ラベル表示にはどんなことが??

法律的な決まりはありませんが、公正競争規約に細かな表示方法が示されています。ただ、内容がちょっと細かいので、それをわかりやすくしたものが消費者庁のホームページにありますので、今回はそちらを参照。内容はほぼ同じ。

蜂蜜ラベル表示について

(引用:消費者庁HP

内容で気になるところに線を引いてみました。業界に属していない場合はどうしたらいいのかということ。

以前、うちの父親が保健所から指導を受けたときは、有無を言わさず、「この表示の通りにしなさい」「他の表記をしてはいけません」ということだったそうで、この通りにしないといけないんだと思います。(疑問視が残るところもありますが、そういうものなのだということで。)

ちなみに、また別の業界団体ですが、「一般社団法人日本養蜂協会」という組織があり、そこにも蜂蜜の規格があり、表示方法も決まっています。表示内容は上記のモノとほぼ同様の表示です。(もし、関心がありましたら、WEBサイトはこちら

(ただ、この「一般社団法人日本養蜂協会」の規約とこれまで出てきた公正競争規約(はちみつ類の表示に関する公正競争規約)では蜂蜜の規格の中で水分量が少し違います。なぜ違うのかはわかりませんが、どう違うのかはまた今度)

というか、なぜ同じような業界団体があって、なぜ規格が違うのか、全然わかりません!!!

ラベル表示からはわかることはこれだけ

蜂蜜ラベル表示について2

(ちなみに草地家のはちみつは図の左上のように書いてます。)

間違い探しみたいですが、わかることは名称が「はちみつ」なのか「加糖はちみつ」なのかということ。原材料が「はちみつ」だけなのかそれ以外のモノ入っているのかということ。
これ以上ことはわからないということです。なので、一応、原材料に「はちみつ」としか書いていない場合は、はちみつ以外のものは入っていないということです。

スーパーで売っているお安い蜂蜜も百貨店やはちみつ専門店で売っているちょっと高価な蜂蜜も、表示方法が違うにしても、内容はほぼすべてがこの通りです。
お店ではちみつのラベルを見てみてください。ほぼすべて同じです

そのため、何がよいとか、どう違うとか。ラベルを見ても全然わからないのです。
パッケージの情報を信じて、判断するくらいしか方法がありません。

ちなみに、「はちみつ」は「「はちみつ」には、精製はちみつ又はローヤルゼリー、花粉、香料、果汁若しくはビタミンを加えたものを含むものとする。」という記載もありました。
これについては、品名に「○○添加」と表記することだそうです。なので、何か含まれている場合は、しっかりと記載されているそうです

ということで、どうやって選べばいいの?

はちみつのラベル表示からは、
何を信じたらいいのかがわからないということがわかったと思います。
(ほかの食品と同様に表示のルールということです。)

正直、たくさんの種類がある中で、パッと見てどれがいいとかわかりません。
中国、カナダ、ハンガリー、アルゼンチン、ニュージーランドなど、いろんな国のはちみつがあります。どこの国ものを選ぶか、どの花のはちみつを選ぶかってほんと、好みかなって思います。

どれを選べばいいのかっていうので、一番いいのは、試食できるお店などで試食をして、自分に合うはちみつを購入すること。好みは、ひとそれぞれ好みが違いますからね。お店の人に教えてもらうっていうのも有効な手段。
あとは、やっぱり、信頼できる生産者や会社が販売しているものを直接購入すること。ほかの食べ物と同じですね。

スーパーや普通のお店では試食したり、話を聞いたりすることはできません。
なので、買ってみるしかなく、「当たり」や「はずれ」の可能性もあります。いろいろ試して購入していき、自分に合うものを探していくっていうのもいいかもしれません。なんとなく海外の蜂蜜は不安って思う人は、国産のはちみつを買ってみるのもよいとは思います。ただ、先ほどから書いているように、表示はすべて同じなので、パッケージからしか選ぶことができません。

ただ、やっぱり安すぎるはちみつはあまりおススメできません。
ツンとした匂いがしたり、味が美味しくなかったり。そんなこともあります。一口食べてみて、「このはちみつ、美味しい!!」って感じるのではなく、「はちみつってだいたいはこういう味だよね~」という感想で終わってしまうことも。はちみつを単なる甘味料として考えるのであれば、それでもいいかもしれませんが、それではもったいない。

あと、輸入物の安い蜂蜜は、蜂蜜100%でも、みつばちたちが集めてきた蜜が「はちみつ」になるまでの過程で、人工的なこと行われている可能性があるなど、いろいろと問題になっているようです。(それについてもまたいつかコラムで)

 

ということで、次回

この話をもう少し引っ張ります。

スーパーなどではちみつを見ていると「純粋」「Pure」っていう表記があると思いますが、それはなぜだろうか。あと、はちみつシロップのこととか。書いていこうかなと考え中。

ということで、今回は盛りだくさんでお届けしました。

ゆきお

環境社会学について学ぶ

淡路島の五色沖で洋上風力発電の導入可能性調査が進んでおり、今年になって「風力発電を学ぶ」という勉強会兼説明会が開催された。

洋上風力の調査のことは以前から知っていたけども、このような機会があり、単純に「イエス」か「ノー」とか、「嫌だから」「代替案はないの」という考えだけではないものところをより深く学ぶ必要があると感じた。

風車やエネルギー(電力)、環境のことなど、それぞれの要素を知ることも大切だけど、それだけではなく、取り巻く地域や暮らしのこと、時代の流れというところも大切。要は社会学っぽいところ。

「環境社会学」という大学の教科書っぽい本を購入。元滋賀県知事の嘉田さんが書いた本である。

 

「水」、「土地」、「暮らし(家)」、「食」、「ゴミ・エネルギー問題」などのトピックで戦後社会の変化の中で、人の暮らしや行動などの「人との係わり」がどのようになっていったのかということが示されている。

第1章だけお伝えすると「蛇口の水はどこから?」というお話。
蛇口から水が出る前は、バケツでくんでくる上水も排水も「近い」水であったということ。物質的に近いというだけでなく、それを維持するための時間や場所のルールなどの「地域のおきて」があり、社会的距離も近いということもである。お風呂の排水は掃除に使ったり、排泄物は肥料に使ったりと。川に流すことが戒めであるということも。

そんななかで、1950年代から上水道ができていき、これまで1人あたりの水使用量は1日約20リットルであったのが、1日約300リットルに増えたということ。上水が増え、川の水を使うという習慣がなくなっていく中で、川を汚さないという「おきて」も弱まっていったと。暮らしの中で、トイレも水洗を使うことが文明のバロメータのようになった結果、これまでのし尿との付き合い方もなくなっていったということなど。そして、河川の汚染など様々な問題も。
それは、物理的にも社会的にも「遠い水」になっていったということ。

それが暮らしの一つのなったこと。毎日水をくみに行っていた暮らしから「カラン(蛇口)ひとつひねると水が出る」という暮らしは「天国にきたようだった」というお話もある。

戦後の急激な成長社会と暮らしの変化。
このような歴史を踏まえたうえで、技術の進歩とともに、今の時代にどのようなカタチで
暮らしていくことができるのかなということをよく考える。

数年前に開沼博さんの「フクシマ論」を読んだときに感じたことと似ているような。そんな気がした。

蜂蜜って何?~日本の蜂蜜には規格がある①~

 

前回のコラムでは、みつばちたちが持ち帰った花の蜜がはちみつになるまでということで、はちが作る「はちみつ」について書きました。そして、今回は私たち「人」が「はちみつ」と呼んでいるものは何なのかということを書いていこうと思います。

イベントではちみつを販売しているときに
「海外の安い蜂蜜は、水あめとかのはちみつ以外のものが入っているんじゃないの?」
という話もよく耳にしました。

はちみつを買いたいと思ったときに、そういう疑問を持ったり、不安に思った時があるのでは。とお思いまして少し長くなりますが、読んでみてください。

日本の「はちみつ」の規格は?

アカシア蜂蜜やレンゲ蜂蜜、そば蜂蜜、菩提樹の蜂蜜、百花蜜など。花の蜜で様々な種類の蜂蜜があるのはご存知だとは思いますが、蜂蜜そのものに規格があることはご存知でしょうか?

難しいのですが、日本では、「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」というルールがあります。そして、このルールは、「全国はちみつ公正取引協議会」という業界団体が公正取引委員会による認定の下、自主的に設定した業界のルール(公正競争規約)だそうな。

(ちょっと余談ですが、この「全国はちみつ公正取引協議会」という団体、過去に2007年に不正が発覚したとか、いろんな業界の甘い体質があったようです。)

 

この規約では、はちみつには、「はちみつ」「精製はちみつ」「加糖はちみつ」「巣はちみつ」「巣はちみつ入りはちみつの5種類のはちみつがあり、それらをひっくるめ「はちみつ類」と呼ぶそうです。(関心のある方はこちらにPDFがあります。 )

おおっなんだか業界言葉っぽいですね。
そして、「はちみつ類」「精製はちみつ」「加糖はちみつ」・・・なんだか怪しいぞ。

書いてある内容をまとめてみるとこんな感じ。(僕は元々理系なので、すぐ図にしたくなります)

蜂蜜規格(©)

 

なんだか気になるところがいくつかありますね・・・。

まず、はちみつ

「みつばちが 植物の花みつを採集し、巣房に貯え熟成した天然の 甘味物質。」
というのはなんとなくわかりますね。みつばちたちが頑張って集めてきたはちみつ。
水分量などの組成基準(成分)には、目安となる数値があるそうです。
(水分量についてはまた別のコラムで)

日本みつばち

ただ(6)には、「精製はちみつ又はロー ヤルゼリー、花粉、香料、果汁若しくはビタミンを 加えたものを含むもの

「加えたものを含むもの」??よくわからないのですが、いろいろ混ざってても「はちみつ」と呼べるのかもしれない…。
(その謎はまた次回)

 

次に、「精製はちみつ」と「加糖はちみつ」について

「精製はちみつ」とは、
はちみつを人工的に脱色・脱香し、おまけに、加工工程ではちみつが本来持っているビタミンやミネラル、タンパク質などを破壊されてしまい、甘味だけが残ったものです。昔は、「脱臭・脱色はちみつ」と言われていたそうです。

はちみつをそのまま清涼飲料水などに入れると、特有の匂いや濁りが出るので扱いにくく、昔からこの精製はちみつが清涼飲料水や食品加工に使われているそうな。

成分表示欄に「精製はちみつ」と表記されている商品は、商品名に「はちみつ入り」「○○はちみつ」っていうカタチで販売できるということで、よくドリンクで蜂蜜入りっていうのはこのはちみつのことですね。

「加糖はちみつ」とは、
はちみつに異性化糖液を加えたもので、はちみつの含有量が重量の60%以上のもの。
異性化糖液とは、食品加工用にトウモロコシやジャガイモ、サツマイモのデンプンから作られた糖液で、はちみつとは全く異なるものです。

要するにはちみつに人工的な糖液を混ぜ込んだものが「加糖はちみつ」だそうな。

この2つの「はちみつ」と言われているもの。
はちみつと言えるのかは何とも言い難いですね。

ちなみに、「精製はちみつ」や「加糖はちみつ」のように、加工されたモノを「はちみつ」と言っているのは、日本だけだそうです。

ということで、

うーん、蜂蜜への疑問がさらに湧いてきたかもしれませんね。

この大きな業界、奥が深いですね。
淡路島の小さな日本みつばち屋さんの私にはこの大きな業界のことはよくわかりません。

歯切れが悪いですが、今日はここまで!!
次回は、この続きをお届けします。

巣はちみつのこと、はちみつのこと。
じゃ、スーパーで目にする「はちみつシロップ」って何なんだ??

私たちはこれらのはちみつをどうやって見分けるのか?
ラベル表示についてももう少し深堀してみようと思います。また、よく「Pure」や「純粋」など、はちみつには同じような表現が多いと思うのですが、その理由について迫ります。
(果たして、次週で話が完結するのか…)

草地家のはちみつ

ゆきお

のびのび日和で焚き火で焼き芋

先日、無事に消防署への届け出が完了し、いよいよ本番。
(届出の詳細はこちら

ということで、のびのび日和さんをお借りしまして。

まずは、ある程度の炭や灰を作るために焼きます。

たくさん焼きます。

あっとその前に、消防署へ

「届出第180号、今から始めます」とお電話を。

のびのび日和で焚き火 

そして、どんどん燃やしていきます。

 

ある程度燃え始めたら芋の準備。

焚き火で焼き芋

新聞紙を水で濡らして、芋に巻きます。

その上から、アルミホイルで巻きます。

 

そして、投入

 

あっ芋が灰の中に埋まらない…。

炭や灰が足りない…。

 

ということで、みんなで落ち葉や廃材を集めを。

落ち葉集め

 落ち葉集め

どんどん入れて、増やしていきます。

ある程度埋まったので、OKかなと。

 

そして待つこと約30分

焼き芋

無事に完成。

 

そして、すぐさま2回目投入。

先ほどと同じように芋を準備して、火の中へ。
灰が足りないと思って、木材もたくさん。

芋焼けました 焚き火

なかなかの火です。この火力ちょっと危険な気が…。

 

はい、燃えすぎました。炭になりまして…。

焦げた芋

本当は、燃えた後の灰の中に芋を入れて、じっくりと加熱するみたいです。

 

そして、3回目は何とか成功。

 

反省は、灰が足りなかったとこですね。
たくさん燃やさないといけないみたいです。

 

最後に、消火して消防署にお電話で

「第180号、焚き火終わりました」と。

 

美味しいお芋と楽しい時間でした。

焚き火で焼き芋を(南あわじ市編)

焼き芋

焚き火で焼き芋をやりたい。そんな季節ですね。

そんなみなさん、勝手に焼き芋をするのもいいのですが、正しく焚き火で焼き芋をするためには、消防署への届け出が必要になります。

南あわじ市の場合は「淡路広域消防事務組合消防本部南淡分署」です。

持って行く書類はこれ。(淡路広域消防事務組合のHPからダウンロードできます。)
「火災とまぎらわしい煙又は火炎を発生するおそれのある行為の届出書」

 

焚き火届出

 

発生日時、発生予定時間、発生場所、燃焼物品名および数量、目的など必要事項があります。

そして、今回の目的は「移住者交流会で焼き芋」と記載しました。

燃焼物品名は「芋」と書くべきだったのですが、ちょっと恥ずかしかったので書かず・・・。

 

この建物に書類をもって入ります。

南あわじの消防署

消防署に入ることなんてないので、少し緊張しました。

 

2階に上がると親切な消防署のお兄さんが対応してくれました。
その方からの説明によると、
「うちが焚き火の許可をしたわけではないんです。この届出をしてもらうことで、近隣の方などから火災ではないかという連絡があった場合に、火災ではないということや何をやっているかをお伝えすることができます。」

ということでした。

あくまで「届出」であって、「許可」ではないということですね。

そして、最後にお兄さんから
開始するときは「届出第180号、今から開始します!!」
終わったら、「無事に終わりました」
とお電話くださいということでした。

あとは、火災や安全に気を付けて実行するだけです

「野生」のみつばちが居つく

前回のコラムで日本みつばちは「野生で生息しているみつばち」であるとお話しましたが、今回は「野生」なのに「飼育」しているというところをもう少し。

 

まず、「野生」とは?

動植物が山野に自然に成長・生育していること。

という意味だそうで。その反対は「飼育」「家畜」。

「野生」であれば自然界の中でも生きていけますが、「飼育」「家畜」であれば、人の手が届かないと生きていけないのです。

 

野生のみつばち

日本中のいたるところで生息しています。その場所は、木の洞(うろ)、石碑の隙間、コンクリートの隙間、家の屋根裏など。ある程度中が広い密閉空間で、かつ小さな入口があれば巣を作り、そこで営んでいるのです。

私も昨年夏、山奥の道路沿い、このコンクリートの隙間に出入りしているみつばちを見かけました。

 野生のみつばちの巣

 

他にも、近くの神社にある石碑

蜜蜂のいた石碑

この石碑の割れ目からもよくみつばちが出入りしています。
(※写真は冬に取ったので、みつばちはおりませんが。)

蜜蜂のいた石碑 蜜蜂のいた石碑  

 

自然界、人工物の隙間、どこでも生息して、生きていきますという感じです。
ここから、居を移して、山の中に引っ越しても、その自然の中で生きていけるみつばちなのです。

(一方のセイヨウミツバチは人間によって完全に「飼育」されないと、自然界では生きていけないみつばちなのです。)

 

野生のはちを飼うというよりは

日本みつばちを飼っているというよりは、彼らがその環境(巣箱)を気に入って、居ついてくれてるだけ。私たちはそのような感覚です。

日本みつばち

気に入らなければ突然どこかに引っ越しするし、時には、自然の力によって淘汰されて消滅することもあります。

ただ、彼らに来てもらうために、居ついてもらうために、なりゆきに任せるのではなく、彼らが気に入るような巣箱を作って、彼らが気に入りそうな場所に巣箱を設置する。そんな努力が必要です。
もちろん、居ついたあとは巣箱の掃除なども行い、日々、気にかけてあげることも大切。

(日本みつばちに来てもらうための方法はまたの機会に。)

春の分蜂(巣別れ)の時期に、みつばちたちにこの巣箱を選んでもらって、ここに住んでもらう。その場所が気に入れば、そこに住み着いてくれるのです。

そして、蜂蜜を分けてもらうことにもつながっていくのです。

 

ちなみに、うちの父親は

「あいつらはわしの子分や。わしが農作業しとるときに、働いとるんや。だから、掃除とか面倒見てやらなあかんのや。」

と言っておりました。

父親なりの愛情表現だと思います。

【お渡し忘れ】

東京飯田橋での物産展で、本日(1/28)14時過ぎに蜂蜜を購入してくださったお客様、
お渡しの際に秋採りの蜂蜜を入れ忘れておりました。
大変申し訳ございません。

もし、この投稿をご覧になったら御連絡いただけませんでしょうか?
すぐにお送りさせていただければと思っています。
ご連絡おまちしております。

東京での物産イベント

“日本みつばち”ってどんなはち??

ミツバチに種類があるなんてって思う方もいるかもしれませんが、ほかの動物や昆虫のように様々な種類のみつばちがいます。

日本に生息しているみつばち

日本に生息しているみつばちは、

日本みつばち(ニホンミツバチ)セイヨウミツバチの2種類だけ。

 

言葉の響きだけでいえば、

“ニホンタンポポ” と “セイヨウタンポポ”

“ニホンザリガニ” と “アメリカザリガニ”

こんなかんじですね。

(ただし、セイヨウタンポポやアメリカザリガニは「日本の戦略的外来種ワースト100」に定められており、日本中広がって、生態系などに影響を及ぼしている生物です。)

 

「ニホン」という名前がつけば、いかにも日本に昔からいる生き物
「セイヨウ」「アメリカ」という名前がつけば、海外からきた生き物
そんな、イメージが湧くと思います。

 

日本みつばちもその名の通り、昔から日本にいる在来種のみつばちであり、山の中や森の中、野生で生息しているみつばちです。
日本での養蜂の歴史は、「日本書紀」に養蜂に関する記述が残っており、ずっと昔から、日本人の営みと養蜂はつながっています。

 

一方、セイヨウミツバチは、日本には、明治時代に輸入され、全国的に養蜂家さんのなかで広がっていったみつばちです。養蜂家さんがしっかりと管理していることやスズメバチという天敵がいることなどから、野生で増えるということはありません。

 

そして、実は日本で流通しているはちみつのほとんどがセイヨウミツバチの蜂蜜なのです。

※セイヨウミツバチと日本みつばちの違い、歴史、日本の蜂蜜事情などは別のコラムに書こうと思います。

 

では、本題の日本みつばちについて

 

学術的には”ニホンミツバチ”

学術的には、日本みつばちは学術的にはトウヨウミツバチ(Apis cerana)の亜種であり、学名はニホンミツバチ(Apis cerana japonica)といいます。

ただ、私個人的には『ニホンミツバチ』と書くよりも、「日本みつばち」と書く方が暖かいかんじがするので、こっちで書くことが多いです。

また、地域によっては、「和蜂(わばち)」「山蜂(やまばち)」「大和みつばち(やまとみつばち)」などと呼ばれているそうです。

日本みつばち 系統

大まかな分類はこんなかんじ(なんとも難しい…)

野生のはち?でも、飼うことができるはち

日本みつばちは野生で山林の中にいることが多く、民家の屋根や石の割れ目などにも巣を作っていることもあります。また、先ほど書いたように、ずっと昔から日本では飼われていたそうです。

最近では、趣味で日本みつばちの養蜂をしてる方が増えてきており、個人養蜂家さんが全国にたくさんおります。DIYで巣箱を作って、気軽に楽しむことができます。
(ただし、都道府県に届け出が必要です)

ただ、そんな日本みつばちは、飼っているといいながらも突然逃亡して蜂の群れがいなくなったり、様々な害虫に攻められて巣箱を全滅させられたりと、野生に近いような世界です。

日本みつばち

たくさんのみつばち

 

小さくてモフモフ(見た目)

小さくて、胴の部分の縞々がはっきりしていて、どちらかといえば黒っぽいです。これは群れや季節によって違います。少しサイズが大きかったり、黄色が強かったり、黒っぽかったり様々です。
また、頭の部分はモフモフして、かわいいです。

ですが、かわいいからと言って、近づきすぎると刺されることもあります。私は何度か刺されております。

日本みつばち

見ての通り、モフモフと目がかわいい。

日本みつばち

通常時は刺しません。

 

彼らが作るはちみつ

1匹の働き蜂が一生の間に集める量は、ティースプーン1杯分と言われています。毎日毎日、たくさんの花から蜜や花粉を集めて、巣に持ち帰ります。

季節ごとの様々な花や樹木から蜜を集めてくるため、日本みつばちの蜜は百花蜜と呼ばれています。集めてきた蜜は巣の中でじっくりと熟成され、風味豊かで濃厚な蜂蜜になります。

1 つの群れが蜂蜜を取れるようになるまで、2 年以上はかかり、1 つの群れからは年間1 ~ 2 度しか取れません。採蜜する季節によって、色や味わい、風味が違ってくるのも特徴です。

日本みつばち蜂蜜

で、お店で見かけないのは?

ただ、日本みつばちの蜂蜜は、市場に出回ることはほとんどありません。
そのため、お店で見かけることはほとんどありません。

先ほどお話ししたような野生に近い世界なので、群れがいれば必ず蜂蜜が採れるというわけではないということ。そして、日本みつばちはセイヨウミツバチと比べて、約1/10程度しか蜂蜜を作ることができないことにあります。これらの理由で、採れる蜜の量がとても少ないのです。
そのため、「幻のはちみつ」と言われることもあります。

 

最後に

ということで、今回は”日本みつばち”についての概要をお伝えしました。

今後はそれぞれのことを少しマニアックに、かつ分かりやすくお伝えできたらと考えています。

錆びた羽釜を磨く

実家を解体する際に出てきた羽釜。
錆びてぼろぼろだったけど、捨てずにとっておいたもの。

羽釜

 

準備したものは

・耐水ペーパー100番

・耐水ペーパー240番

・さび落としのスポンジ

・スコッチブライト

・分厚い手袋

 

 

ということで、2人で夢中になって、ひたすら磨く。

羽釜磨き

磨いても磨いてもドロドロっと茶色い錆が。

ひたすら磨く。

 

 

磨き続けて約3時間。

見違えるようになりました。

羽釜

細かいペーパーでやればまだまだいけそうな。

というかどこまでやれば終わりなのだろうかと思いつつ。

 

そして、今度は内側

最初はこんなかんじ。

羽釜内側

 

そこから磨く。

磨く。

最後の力を振り絞って。

身体が悲鳴を上げてきて、そろそろ限界に。

羽釜内側

 

今日はここまでで終了。

よく頑張った。

「グレ」いただきました。

夕方、母親から

「○○さんから昨日釣った魚もらったから、1匹持って帰り。」
「たぶんグレ、黒い鯛みたいな魚や。」と

グレ

しかも、その場で3枚におろしてくれる。
グレとは正式にはメジナというそうで。wikipediaはこちら

 

さっそく、刺身とあらの塩焼き、お吸い物に。

ぷりぷりした弾力があり、とても美味しい。
焼くとたんぱくな味わい。

グレの刺身

 

 

最後には、グレ茶漬け。

一気に口の中に。

グレ茶漬け

 

 

新鮮なお魚をすぐに頂く。

「島っぽさ」を感じております。

鯵やイワシ、先日は太刀魚も。

 

実家が近いおかげで、島の旬の食を楽しむことができています。

【謹賀新年】2017年のはじまり

新年が明けて早くも1週間。
ちょっとご挨拶が遅くなってしまいましたが、
みなさま、明けましておめでとうございます。
走り始めて2年目、2017年もますます楽しんで、
そして頑張っていきたいと思います。

昨年は淡路島に拠点を移し、師匠(ユキオ父)について山に入り、
巣箱の掃除の仕方や、竹林の整備、草刈り、採蜜、ミツロウの作り方、いろんなことを教わりました。
マルシェなどで販売したり、いろいろなご縁からお店で置いていただいたりも。
みなさまのおかげで、様々なチャレンジを始めることができた1年でした。

あんなことをやりたい、
こんなことができたらいいな、
2016年の初めに書いた抱負を読み返してみたら
できていること、
できなかったこと、
思ったよりもみんなに助けられて進んだこと、
思いがけない形で展開したこと、
もっと頑張れたこと、
次の1年で近づけそうなこと、
いろんなことがありました。

2017年、新しい1年、
もっと力をつけていきたい。
関わる人たちと、喜びの多い1年にしていきたい。
そんな風に考えています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

はちみつ漬けの記録 レモンとゆず(2日経過)

試作のはちみつ漬け

先日、漬け込んだ果物たち。
日々の変化を見ながら、色や味わいの変化をブログに残していくことに。

 

レモン

実家の畑にあるレモンの木から採取したレモン。完全無農薬・無肥料。

レモンの木

 

レモンのはちみつ漬け
レモンのはちみつ漬け

1日経過

レモンのはちみつ漬け

2日経過

味わい:レモンの香りと苦みが最初にくるかんじで、はちみつの感じはほとんど消えている。

保存:冷蔵保管(ネットで調べたところ、冷蔵庫保存が良いということだったので。)

見た目:はちみつの色合いが薄くなった印象。写真では、若干色が薄くなったかなとは思えるが、はちみつだけのものと見比べてみてもあまり色の違いはわからない。

粘性:さらさらっとした液体に変化している。まだ底には、わずかにドロッとした蜂蜜が残っている。

 

レモンの皮のはちみつ漬け

レモンの皮のはちみつ漬け1日経過

レモンの皮のはちみつ漬け2日経過

味わい:レモンと比べて、香りがしっかりとしている印象。はちみつの甘みや香りもしっかりと残っている。

保存状況:冷蔵保管

見た目:はちみつの色合いが薄くなった印象。レモンと同様、写真と実際に見るのでは、あまり変化はわからない。

粘性:上部はさらっとした液体で、下の方はドロッとしている。ただ、ドロッとした量が多いのは、おそらく、果肉の部分がないため、水分が少ないからかなと思っている。

その他:ちょっと写真がぼやけてしまったのは、冷蔵庫から出した結露のようなものがついてしまった。

 

ゆずのはちみつ漬け

近くの産直で購入してきたゆず。農薬使用の有無は記載していないが、このあたりの地域の状況を考えると、おそらく無農薬。


ゆずのはちみつ漬け
ゆずのはちみつ漬け1日経過

ゆずのはちみつ漬け2日経過

味わい:ゆずのみずみずしさと香りがあり、さわやかな感じ。はちみつよりも、ゆずが強い感じはあるが、はちみつの味わいしっかりとある。レモンくらべて、苦みがない。

保存状況:冷蔵保管

見た目:レモンと同様ではちみつの色合いが薄くなった印象

粘性:さらさらっとした液体に変化している。まだ底には、わずかにドロッとした蜂蜜が残っている。レモンよりもさらさらな印象。ゆずの方が実に水分量が多いのかもしれない。

ゆずの皮のはちみつ漬け
レモンの皮のはちみつ漬け

1日経過

レモンの皮のはちみつ漬け

2日経過

味わい:はちみつの感じがしっかりとしており、ゆずの味わいがあまりないような。もうちょっとしっかりと使ってみたらどうなるかなというところ。

保存状況:冷蔵保管

見た目:レモンと同様ではちみつの色合いが薄くなった印象

粘性:上部はさらっとした液体で、下の方はドロッとしている。ただ、ドロッとした量が多いのは、おそらく、果肉の部分がないため、水分が少ないからかなと思っている。

 

生の柑橘系は

何より、期待を裏切らない味わい。そのままお湯割りにしたり、紅茶に入れたりと楽しむことができる。

果肉に水分が多く含まれていることもあり、果肉入りの方がはちみつと混ざって、さらっとした液体になっている。そのため、はちみつの色もうっすらと変化したのではないかと思う。味わいも、はちみつの感じというよりも、レモンやゆずの味・香りが強くなっている。
皮だけのものは、水分量が少ないためか、どろっとしたはちみつの感じが強い。

個人的にはレモンは皮だけ、ゆずは果肉入りが好み。

 

さ、次は、キウイフルーツ、ドライイチジク、ニンニク、トウガラシ。

「島の食卓2016秋」をおえて

島の食卓をかこむオーガニックマーケット「島の食卓2016秋」に出店させていただきました。

今年の夏に第1回が開催され、今回が2回目。

朝8時の開始と同時に私たちのブースの前には絶えずお客さんがお話を聞きに来てくれました。来ていただいたお客さんは、試食していただき、そこから関心を持っていただくことが多く、日本みつばちの試食から始まり、日本みつばちのこと、蜂蜜の味の違い、蜜蝋の使い方などのいろんなお話をさせていただきました。中には、蜂蜜へのこだわりを持った方や淡路島で養蜂をしている方も。

日本みつばちのこと、みつばちの生体のこと、淡路島の環境のこと。養蜂を通じて、自分たちが関わっていることを来ていただいた方にしっかりと説明できるように、勉強する必要があるかなと思いました。
また、今回、会場で私が感じたことは、出店者さん、お客さん関係なく、みなさん「楽しんでいる」ということでした。ブースの中からお客さんを見ると、みなさんとても楽しそうな、そしてやさしい表情をしていたような気がしました。みんながワクワクするそんな時間であったのだと思いました。

 

淡路島は関西でも有数の農業地帯であり、特に南では慣行農法が盛んな地域です。そんななかで、この「島の食卓」はまだまだ小さなムーブメントですが、このようなやり方、考え方、生き方があるということが島内や島外に少しずつでも広がっていけたらいいなと思います。

様々なご縁から出店の機会をいただき、本当にありがとうございました。
引き続き、次回以降もよろしくお願いします。

島の食卓2016秋

淡路島で始まっている新しい動き。淡路島オーガニックマーケット「島の食卓」。
今年の夏に第1回が開催され、11月5日で2回目。

ご縁がつながり、この素敵なマーケットに出店させていただくことになりました。

まだまだ小さな動きですが、少しずつ進んでおります。

日時:11月5日 8時から12時

場所:淡路島マンモス

島の食卓のFBページはこちら

イベントページはこちら

 

以下、島の食卓の特徴や考え方をFacebookページから抜粋。

やさしく丁寧な言葉で表現されています。

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食卓をかこむオーガニックマーケット
「島の食卓 」はじまります。

「島の食卓」3つの特徴
◎自ら設けた参加基準。
美味しいのはもちろんのこと。このマーケットに並ぶ野菜は、種から気を遣い、農薬・化学肥料を使わずに育てられたものだけ。加工品・調味料も、昔ながらの製法で作られたものを中心に選んでいます。自分たちがどれを手に取っても安心だと思えるような商品を、取り揃えています。

◎島のめぐみをいただきます!みんなで囲む食卓。
マーケットには、みんなで囲むテーブルがあります。そう、これこそが、島の食卓。この食卓で、料理人が腕をふるった美味しいごはんを楽しむことができるんです。食卓をともにする喜びには世界を変えていく力がある、とわたしたちは信じています。

◎目指すのは「オーガニックの島、淡路島」
豊かな食の島、淡路島。四季折々、海と大地のさまざまなめぐみの中で、農や漁の営みもその自然の循環に沿うものでありたいとおもいます。オーガニックの文化を「島の食卓」を通じて育ててゆく。それが私たちの大きな目標です。
※ 島の食卓では「オーガニック」を、農産物だけでなく自然との共生や人のつながりも含めた暮らし全体にわたるものとして捉えています。

私たちについて
淡路島の農業生産者を発起人に、加工・飲食などを提供する人から消費者まで、さまざまな立場の人が寄り集まって、「オーガニックの島、淡路島」を目指して活動をはじめました。生産者や加工者、消費者がつながり、ともに学びあいながらオーガニックの文化を育てていきます。

今後はオーガニックマーケットの開催とともに、日常的に購入できる仕組みづくりをおこなっていきます。関心のある方で、主旨に賛同いただける方は誰でもお気軽にご参加ください。

ビンの大きさとカタチを考え中

秋晴れの空、心地よい昼間と少し肌寒い夜を迎える時期になってきました。9月に引き続き、今月も27日にUmekikiMarcheに出店させていただきました。

Umekiki Marche
現在、デザイナーさんとデザインなどの相談している最中で、それに伴い、はちみつを詰めるビンのサイズやかたち、価格について、考え直しております。今回のイベント出店では、ブース内のディスプレイもかねて、様々なビンに蜂蜜を詰めて持って行き、お客さんからお話を伺ってきました。

 

お客さんからは、少し大きめのビンを手に取って、「このサイズは販売していないのですか?」「小瓶はプレゼントやお試し用ではよいけれど、普段使いには物足りない」というお話がちらほらとありました。

自分用や普段使いであれば、ジャムサイズのもう少し大きな瓶があったほうが使い勝手がよいですよね。ということで、近々、ビンをリニューアルする予定です。お試しでも普段使いでもできるように2種類のサイズをご準備したいと考えています。

まだまだ試行錯誤しながらの販売になりますがよろしくお願いします。

 

今、自分にできること。

熊本、岩手、北海道など、今年も日本中で災害が続く。

日本列島では、毎年、常にどこかで災害が起き、そこには常に全国から支援に向かう人たちがいる。東日本大震災で一緒に活動していたチームやそこに係わっていた人、またその時にできた復興支援チームは全国各地で災害支援を続けている。

そんななか、幡ヶ谷再生大学という組織で活動を続けている石巻で活動していたときの仲間から連絡をいただいた。その方は、宮城県石巻市、岩手県いわき市など様々な地域で、その地に根付いた活動を続けています。今回は、被災した熊本の地域で子供たちと一緒にお菓子教室をするということで、蜂蜜を購入したいということでした。

何も活動できていない自分。そんなかで、連絡をいただいて。
少しでも役に立ちたいという思い、今もずっと活動し続ける皆さんへの敬意。いろいろな思いがあり、提供させていただきました。

 

そのことについて、幡ヶ谷再生大学のTwitterでもご紹介いただきました。

 

また、お菓子教室の先生をしてくださっている関川さんのブログにも。

http://moonisup.exblog.jp/23229195/

 

本当にうれしい限りです。
今、僕は何かあったときに現場で活動できていない、後方支援もできていない、というもどかしさや自分への恥ずかしさやもどかしさが常にある。

私の人生を変えた東日本大震災、そして、そこの活動拠点であるOPENJAPANで共に活動させていただいた皆さん。自分自身、これから生きていくにあたり、どのように自分が生きていくのかということをいつも考える。

あの、日本の最前列で常に動き続けている人たちと共に活動していたなかで、自分ができること、やっていくこと、自分の生き方。そういうことを常に考え続ける。そんな気がしています。

皆さんがあってこそ、今の自分があると、本当にいつも尊敬するばかりです。
自分にできることを少しずつ広げていきたいと思っております。

自分とこの米が一番うまい!!

稲刈りも終盤になってきました。
9月後は台風などの影響で、曇りや雨の天気が続いており、うちの近くの田んぼでも、早朝や深夜など時間に関係なくコンバインのエンジン音が鳴り響いております。

そんななか、現在、研修ということで、神代浦壁地区の営農組合にちょこちょこと通っています。

浦壁南営農組合では、ミニライスセンターを運営しております。
このライスセンターでは、「自分で作ったお米を自分で食べることができる」ということ。
米を作っているのだから、当たり前に聞こえるかもしれませんが、そのような農家さんも減っているのが現状です。

淡路島(特に南あわじ市)のコメ事情

全国的には、表作がお米であるのに対して、淡路島では裏作がお米。
お米は野菜のために作られるというのが一般的であり、水田にすることで、土壌消毒や連作障害対策になり、同じ圃場内でのレタスなどの葉物野菜や玉ねぎの作付につながっていきます。

そのため、南あわじの三原平野では、玉ねぎの収穫が終わった6月中旬以降に、代掻きなど、早朝から深夜までトラクターが稼働し、玉ねぎ畑から一転して、水田に変わってきます。1週間程度で農地の景色が変わっていくのは圧巻です。

そして、この9月中旬から10月にかけて、コンバインを使ってお米は収穫されます。
ただ、淡路島のお米。山間の土地ではお米の産地として、評価の高い地域ではありますが、一般的な平野部のお米は決して評価が高いわけでなく、安値で取引されます。そのため、ほとんど収益になりません。(むしろ、人件費まで考えた場合には赤字となります)

そこで、問題になってくるのが、農業機械など大きな出費です。田植え機、コンバインに加えて、各農家で籾摺りまで行うのであれば、収穫後のコメを乾燥させる乾燥機、籾摺機。またそれを収納する倉庫まで必要になり、かなりの投資が必要になってきます。
数年前までは、多くの個人農家さんが個々で乾燥機や籾摺機を所有していましたが、米での利益と比べた時の費用対効果の悪さなどから、設備更新でお金をかけてまで、大型機械を買う農家さんが減ってきているのが現実です。田植え機やコンバインの共同利用なども増えてきております。

ただ、そこで、水稲をやめるのではなく、自分たちで食べる分や親族にあげる分くらいは、自分の圃場で作りたいということもあり続けています。

他の人のお米とは混じらない

話を戻すと、浦壁南営農組合では、田植え、稲刈り、米の乾燥・籾摺りなどの委託を受けております。田植え機やコンバインがない農家さんに対しては、田植えや稲刈りなどのお手伝いもしておりますが、それ以上に、刈ってきた籾を鉄コンに入れて持ってきたら、乾燥・籾摺りまでを行ってくれるというところが特徴です。

籾   玄米

5トンや3トンなど、小型の乾燥機があり、各農家ごと、品種ごとで分けて決してほかの人のお米とは混じらないということが一番の売りです。

ホッパー  乾燥機
JAさんにもライスセンターがあるのですが、大型の乾燥機であり、他の農家さんのお米と混じり、玄米で返ってきたお米は、様々な人のお米とブレンドされたお米になってしまいます。乾燥機・籾摺機のない農家さんでは、「自分で作ったお米を自分で食べることができる」ということができなくなります。

すべてのお米をJAさんなどに販売するのであれば、それでもよいかのもしれません。
ただ、そうではない農家さんにとっては、つらいことです。

自分とこの米!!

価格の安いお米。さらに、乾燥や籾摺りまで委託した際、費用的には、赤字かもしれない。
ただ、自分のところの米を食べたい。そして、自分とこの米が一番うまい!!
親せきや自分の子供に送ってあげたい。
農家さんは、そう感じて、そう信じています。

高齢化や後継者不足など様々な課題を解決するためにできた集落営農組合ではあると思います。
ただ、それに加えて、これらの思いも継続できるようなかたちで約50日間。休まず、このライスセンターは地域の方が運営して、稼働しています。

西川ぬく森アナザーガーデン(2016/9/26)

直前の告知となりましたが、9月26日(日)に岡山市の西川で開催される「西川ぬく森アナザーガーテン」に出店します。

ここでは、「山の恵みを感じられる、山と森のマーケット♪」として、電気やガスを使わず、国産炭と薪だけで調理される料理や、山の恵みを使って出来る食材や商品の販売、自然の材料を使ったワークショップ、森林整備活動など保全活動団体の写真展示など、山や森に関わるヒトやモノが勢ぞろい。

 

私たちMorikariは「森任せ、ハチ任せ」、森の力を借りて出来上がるモノ・コトを、みなさんにお届けするプロジェクトであり、このお話をいただきました。今回は淡路島から日本みつばちの蜂蜜を持って行きます。

動き出すと、いろんなところから声をかけていただけるのはとてもありがたいです。
これまでずっといた岡山。
イベントやイルミネーションなどでよく遊びに行っていた西川。
今回は出店する側として。

懐かしさや感慨深さ。
知り合いがたくさんいるというちょっとした照れくささ。
様々な思いと共に。
楽しめたらいいなと思っています。

また、ぜひとも立ち寄ってみてください。

 

(ゆきお)

Umekiki Marcheの3日間

9月13日~15日にかけて、グランフロント大阪のうめきた広場で行われた3日間の「Umekiki Marche」が無事に終了。今回は南あわじ市のA&HFarmさんと一緒に共同出店。
13日、14日は雨だったこともあり、来場者は少なかったのですが、15日は出店者数も来場者数も多くとても盛り上がっていました。

Umekiki Marche   Umekiki Marche

岡山の友人、大学時代の友人、大阪で会社員してた時の先輩、淡路島で知り合った人たちなど、多くの皆さんが仕事終わりやその合間に会いに来てくれて、そして、蜂蜜も買ってくれて、本当にうれしい限りです。また、生産者やお客さんなどたくさんの人と出会うことができ、様々なひろがりがありそうなそんな予感がしております。

Umekiki Marche   Umekiki Marche 玉ねぎくん

お客さんとの会話をしながら、また「玉ねぎお兄さん」のトークを見ながら、話しかけ方や話の持って行き方、時間の使い方などいろいろ勉強させていただきました。

濃蜜    A&HFarm

そして、どうすれば見てくれるか、関心を持ってくれるかということを他のブースの展示方法などを参考にしながら、いろいろと試しておりました。陳列方法、pop、ラベルなど、様々な改善点があったので、次回に活かしていこうかと。やっぱりやってみないとわからないことばかりですね。


なにより、試食した方が「うわっ、何これ!おいしー!!」「こんなの食べたことない!」っていう反応をしてくれるのがうれしくてですね。

「日本みつばちです!!」っていうことが話のきっかけとなり、お客さんを呼び込むことができるのですが、何よりそこから、「この蜂蜜、おいしい!!」って言って、買ってもらえるのが一番うれしいかな。そんな風に感じました。

Umekiki Marche

来月も行こうかなと考えております。また、大阪でお会いしましょ。
ハードでしたが、楽しい3日間でした。

スズメバチと日本みつばち

本日、重箱式の巣箱の継ぎ足し、巣箱の掃除のために山に。
そのなかで、ひとつの巣箱(群れ)にスズメバチが攻め込んできました!!

 

スズメバチ「ブーン、ブーン」と巣箱の周辺を飛び回りながら、隙をついて巣箱に攻め込んでくる。

みつばちの何倍もの大きさのスズメバチ。
しかも2匹で。
なかなかの迫力です。

 

スズメバチ

口や足で巣箱の隙間に攻め入ったり、近くにいるみつばちに攻撃し、動けなくしてから食す。
日本みつばちはスズメバチを熱殺すると言われております。ただ、私が見ている最中に、みつばちが2匹、スズメバチにやられてしまいました。
なかなか、厳しい現実です。

 

なぜ、そんなに攻めれれてるのだろうと。思いながらも、父と巣箱を持ち上げて、巣の中を確認。

すると、突然、たくさんのみつばちが一斉に父親に向かって行きました。
(その後、防蜂ネットの中にも入ってきて、父親は3箇所くらい刺されまして、とても大変だったのです…)

 

落ち着いてから、再度巣内を確認したところ、巣板が落下しており、そこには、蜂蜜や蜂の子が残ったままの巣板とたくさんのみつばちが。
本来であれば、巣箱の上部にいるはずのみつばちが落下した巣の近くにたくさんいたため、父親に攻めていったのではないかということ。また、たくさんの外敵に攻められ続けている群れであるので、常に先頭モードだったのかもしれないということ。

日本みつばちの巣は夏の暑さ等で落下することがあり、巣が落下することで、みつばちは群れ全体が逃亡したり、スムシなどによって攻め込まれて全滅することもあります。
(スムシはみつばちの巣箱の中で、こっそり隠れており、はちみつを食べて大きくなり、群れを全滅させるほどやっかいなヤツ。)

巣箱をのぞいたら、巣箱の下にはスムシがたくさん。しかも、蜂蜜をたくさん食べて大きくなった大きなヤツ。(スムシが小さなうちは、みつばちが口にくわえた状態で、巣の外に運んでいくのですが、大きくなると手に負えなくなります。)

そして、スズメバチが攻めてきた理由がここに。
巣板が落下して群れ全体が弱っている状態で、外敵に攻められてさらに勢力が弱まった状態なので、スズメバチもそこを狙って、攻めてきたという感じです。

 

山の中に入って、いくつかの日本みつばちの群れを見ていると、大きくてしっかりとした群れは自分たちでスムシを巣の外に運んだり、巣の掃除もしっかりとできており、比較的落ち着いている群れが多いです。
ただ、弱っている群れは、巣箱の掃除もできていないため、汚いことが多く、また、警戒心が強く、威嚇してくる群れが多いです。それは、おそらく、今回のように巣の落下によるアクシデントの中で、スムシやスズメバチから攻められ続けるので、常に先頭モードなのかもしれないということ。

 

このように、山に入るたびに、日々学びがあり、蜂のことや自然の想像力が広がります。

Umekiki Marche(2016/9/13~15)

9月13日~15日にかけて、
グランフロント大阪うめきた広場で開催される「Umekiki Marche」に出店します。
今回は私たちMorikari、若手農家さん、石鹸づくりをしている友人での共同出店です。
そして、南あわじ市のPRも兼ねております。

Umekiki Marcheは、「つくり手と、なじみになる」ということをテーマとしており、
「食をたいせつに想うつくり手と語らい、おいしさの理由を知り、
顔なじみになって名前で呼び合えるような、つくり手と食べる人の心が通うマルシェ」
ということ目指している素敵なMarcheです。
(Umekiki MarcheのWebサイト参照)

開催日:9月13日~15日
開催場所:グランフロント大阪うめきた広場
時間:13時~19時
詳細はこちら

生産者一覧の中にMorikariの名前も。

そして、今回のMarche出店の紹介していただいたのは、「はちみつとフリーペーパーのお店はっち」ではちみつ担当の方。先日、蜂蜜の勉強のため「はっち」にお伺いしたときに、いろいろな話をする中で、このMarcheのお話もいただきました。

様々なご縁でつながって広がっていきます。

今回は3日間という長丁場であり、たくさんの人と出会えそうな。そんな気がしております。
ぜひとも足を運んでみてください。

初出店は、清荒神「いちにちカフェ」

2016年7月31日、記念すべき初出店は宝塚市清荒神。
声をかけてくれたのは、主催の奥田さん。南あわじ市内の古民家改修事業で出会い、2回目会った時には、うち泊りに来て、お酒を飲みながら、いろんな話をして。この人は似た香りがするなと思っておりました。

そんな、奥田さんは建築設計屋さんであり、自宅の長屋をリノベーションして、「住み開き」しております。今回の「いちにちカフェ」は開催され、年に4回開催されているそうな。
そこで、「はちみつ」を出店してみませんか、と声をかけていただいたので。行かせていただくことに。

会場はここ。長屋です。
中に入ると、和服のお兄さんが2人。そして、外観からは想像できない素敵な空間。
無垢材の床、素敵なテーブル、大きな窓、2階の空間など。ご自分で設計したということでした。

いちにちカフェ出店 2016-07-31_01-12-44_8B93E34D-73C7-4AE0-A2C4-E3FEFDA629FC

こんなかんじで棚に置かせていただきました。もちろん、南あわじ市のPRも。
今回は春採れの透明で風味豊かなはちみつと秋採れの濃厚なはちみつ。

いちにちカフェ出店 いちにちカフェ出店

そして、開始時間である10時になったとたん人がひっきりなしにやってきました。あまりに人が多かったので、出店と言いつつも、我々はいないこともちらほらと。炎天下の中で清荒神をぶらぶらもしておりました。

住み開き  もののひ市

そんななかでも、来ていただいた方に、はちみつの試食をしていただいたり、はちみつのこと、淡路島のことなどを話したり。
蜂蜜とかミツバチって、みなさん知らないことなので、話し始めると内容が盛りだくさんで、話過ぎかなとか思いながらもいろんなとお話を。
・透明な蜂蜜って新鮮ですね。
・巣箱をどこに置いているのですか
・はちはどうやって蜜を集めて来るのですか
・何の花ですか?
・日本みつばちってどういうはちですか
などなど。いろんなお話がありますね。

感じたのは、来ている人と話をするのが楽しいということ。はちみつや日本みつばちのことを説明をする。そこから、はちみつの関心を持ってくれるし、食や地域にも広がっていくし。

営業トークとかは嫌いなので、そうではなく、話の中で「共感」をいただけるということ。
また、そこからいろいろと広がっていけばいいなと思います。
出店するといろんな人からいろんなアドバイスもいただける。とてもありがたいなと思いました。

そして、奥田さんからはいろいろとお話を聞きました。このブログを更新するまでちょっと日が経ってしまい、本人が発した言葉そのものが、僕の頭の中からすーと抜けてしまったのか、思い出せないのですが、
「単純にものを設計するのではなく、ものを作るプロセスでの、人のかかわりを設計したい。」
そんなニュアンスだったような素敵なお話も。

奥田達郎建築舎/設計事務所:http://tatsu-arc.com/

今後も、いろいろと一緒にさせてもらえたらいいなと思います。

清荒神「いちにちカフェ」(2016/7/31)

2016年7月31日、記念すべき初出店は宝塚市清荒神。

南あわじ市内の古民家改修事業で出会い、2回目会った時には、うち泊りに来て、お酒を飲みながら、いろんな話をして。この人は似た香りがするなと思っておりました。

そんな、奥田さんは建築設計屋さんであり、自宅の長屋をリノベーションして、「住み開き」しております。今回の「いちにちカフェ」は開催され、年に4回開催されているそうな。
そこで、「はちみつ」を出店してみませんか、と声をかけていただいたので。行かせていただくことに。

満月の塩作り体験

先日は淡路はたらくカタチ研究島のご縁でつながった皆さんと、満月の夜の塩作り体験+状況報告会。

淡路島の西海岸洲本市五色町
淡路島の海水をくみ上げて、鉄釜を使い、薪で40時間炊き上げて作る。こだわりのお塩。

自凝雫塩(おのころしずくしお)

絶景の夕焼けを見た後に、みんなで海水をくみ上げて、塩ができる工程を体験し、それを見ながらお塩の話を聞く。そして、最後は塩料理コースを堪能しながら、みんなの状況報告会。

淡路島の夕日 IMG_1172 IMG_1176 IMG_1178

 

本当によい景色、よい経験、よい時間でした。

そして、皆さんの進捗を聞きながら、いつも刺激される自分がおります。

ブランド化と適正価格について悩む

ブランド化をして、適正価格で売る。
それはよく言われていることで、ブランド化し、百貨店などで、しっかりとパッケージングして販売すれば、例えば、玉ねぎ1玉でも300円とか500円で売ることができる。
なぜ、ブランド化したのに安く売るのって。適正な価格で売らないとって。
では、適正な価格って。何だろう。
そりゃ、都市部に行けば、ある程度の価格で売ることが可能であると思う。
ただ、それがいいのかということは別として

今の社会、都市で稼いで、田舎で消費する。
その流れができつつある。
その、「都市で稼いで」というところにまだ違和感がある。
人口も多く、マーケットとしても巨大、そこに依存しているかんじが、結局はすべて都市依存なので。
なんかまだすっきりとしない。
でも、それをすっきりとしなくても、販売していかないと飯が食えないんだろうなって。

自分自身のなかで、まだブランド化→高値で販売
という流れがピンと来ないのです。

冬を超えることができなかった蜂の群れ

父親と山に。

巣箱の掃除と冬を超えられたかどうかの確認。
いくつかの巣が冬を超えることができなかったようで。
なかで、巣が黒々としております。

その原因は
①寒い
②採蜜のやりすぎ
③スムシによる影響
などが考えられる。

巣箱(消滅)

 

 

詳しくは、もう少しべんきょうしてから書きます。

大地の再生講座(印象に残ったこと)

私自身が一番印象に残ったこと。

それは、参加者全員の自己紹介と想いの発表の中、地元の方が言ったことが印象的でした。

(少し言葉が違うかもしれませんが)

—————————————

我々の世代は環境を壊してきた世代です。

道は舗装して、水路はコンクリートにして。

ただ、その想いは、今の人たちと変わりません。

安全で安心できるものを次の世代に残したいということでした。

 

それが我々の時代では、壊れなものを作るということでした。例えば、真っ暗で危険な砂利道ではなく、安全な舗装された道。決壊する可能性がある可能性がある河川や水路ではなく、コンクリートで固めて安全にした水路。

 

今の時代と当時の時代が違っていたということ。

カタチや考えが違っていたということ。

 

そういう中で、これから我々の頭の中も変えていかないといけない、

そこで、みなさんに教えてほしいし、協力してほしい。

 —————————————

それぞれの時代で考えること、信じているところというのは違うもの。

何を信じて生きていくか、暮らしていくのか?

家族のため、生きていくために、そのとき、一番正しいと思うことをやってきただけ。

農と食による地域づくりセミナー

農と食による地域づくりセミナーというものを聞いてきた。
そのなかで、インパクトが強かったことをいくつか。

まず、吉備国際大学地域創生農学部の先生のお話の中で、
①有機農法で作った野菜は安全か?
「No」ということ。

菌に侵されたり、虫に食べられたりすると、植物はその刺激に対して、アルカノイドなどの有害物質を生産して対抗する。
⇒無農薬で虫や菌に浸食された野菜は観光栽培にくらべて、数百倍の発がん物質を含んでいる。これは発表されたときはとても衝撃的だったようで、「エームスショック」と呼ばれているようです。

また、自然農薬も危ない。今の合成農薬は管理されているが、自然農薬は許可を得ていないため、危険。

行政職員(市役所、県、普及センター)の参加が多い、シンポジウムでそのようなことを断言することで、施策等への影響があるかもしれない。
淡路島の中でも多くの方が自然農や有機農に取り組んでいる。
彼らの多くは移住者であり、淡路島の環境などに魅かれて、移住して、農業を始めたという人もいる。それは、いい意味で、意識が高い人が移住してくれるということであり、チャンスであると考える。そのチャンスを逃してくような気がしている。

②持続的農業のためには
「ルオール」というアミノ酸、ビタミン、糖、有機酸からなる水溶液が良いそうな。これは、土壌の微生物を元気にする。土の中の有機物を分解ということな。そうすることで、生産量がたくさん取れ、早く成長するため、早く出荷でき、淡路島の農家は年中働いているので、休める時間ができると。
そして、水の中でも、土の中でも、そこにいる微生物を元気にするということで、エビの養殖等にもよいということでした。
まず、持続可能っていうことについて、その水溶液を上げることで、持続可能なのかどうか。ということを考えよう。
生産量がたくさん取れること、早く成長して早く出荷できることが持続可能につながるのかどうか。
(エビの養殖って言った時点で持続可能とかいう観点から、自分たち人間のことしか考えていないような。)

そして、普及センターの方から。
③淡路の3毛作というのは
パネルディスカッションの中で、淡路の3毛作は農地にも、人にもおおな負担を与えているということ。それで農業が休む暇もなく大変だから、若者が地域を離れていくのではということも。
そんなこと言われても、少しは関係あるかもしれないけども、的外れな気がいしている。
現に、自分たちの子供に、淡路島に残ってほしいと思っている人が何人いるだろうかと。

また、この負担を軽減するためには。
ということに対して、普及センターが
「南あわじの農業は3毛作で成り立ってきた。この体系になって50年以上は経過してきた。農地にも人にも酷使している。農業所得をこれだけ上げている地域はほとんどない。いずれ弊害があるのではないかと思っていますが」ということであった。

「新規就農者やUターンは年間40人くらい始めているから、そうすぐには地域が衰退するとは思えない。
楽して儲かる仕組みを作っていかないといけないと思っている。
新規就農者やUターンは年間40人くらい始めているから、そうすぐには地域が衰退するとは思えない。楽して儲かる仕組みを作っていかないといけないと思っている。
5年後、10年後は変わってくると思う。」
と、また不思議なことを言っていたのが衝撃的だった。

ダムネーションを見る

先日、ダムネーションというドキュメンタリー映画を見てきた。

公式サイトにはこのように記載されている

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

破壊すべきダムがあるかぎり
“ダムバスター”は挑戦し続ける

アメリカ全土につくられた7万5千基のダム。それらの多くは、川を変貌させ、魚を絶滅させ、それにもかかわらず期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供していない。むしろダムの維持には高い経済的コストもかかっている。そんな負の面ばかりのダムを「撤去」する選択が、アメリカでは現実になってきた。だが「ダム撤去」が当たり前に語られるようになるまでには、「クレイジー」と言われながも川の自由を求め続けてきた人びとの挑戦があった。彼らのエネルギーにより「爆破」が起こるドキュメンタリー。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

当時の社会情勢なども大きく影響されるものであり、ダムを作ることで、洪水調整ができ、安定的に水を得られ、発電でき、そして、雇用が生まれる。

その当時、どんどんできていったものっていうのは、当時はそれが当たり前で、正しいとされてきたことだと。
ただ、本当に良いのかは未知数であり、生態系への影響、洪水時の決壊など、人災と考えることもある。

考えること、思うこと。それは人それぞれで。
私自身は現在の暮らしや仕事とうまくミックスさせていく必要性があると感じる。
例えば、ダムのおかげで、私がいる三原平野では農地に安定的に水を送ることができる。
便利であり、仕事には欠かせないものになっている。
それは、原発問題も似たところがあるような。

市場・流通の仕組みを知るための視察

本日は、市場の仕組みや市場の流通の仕組みを知るための視察に行ってきました。
神戸の市場でのお話し、競りの見学、カット野菜工場、輸入野菜の保管など。

そのなかで印象に残っていることをいくつか
◎現在の消費動向
サラダやカット野菜などの簡単に調理できる軽量野菜の需要が大幅に増加している。
これは、女性の社会進出ということもあり、家庭で簡単にできるものが良いということらしい。

◎市場・仲買人が求めているもの
品質がいい、新鮮、などの条件はもちろんのこと、安定しているものが大切であるということ。
安定というのは、継続的に決まった数を安定的に供給することができるということ。
数量の変動はお客さんに売りにくい。
(例、1000ケース卸して、翌日は200ケースなどになると、仲買人さんたちの小売先が大変になる)

◎消費者のニーズと小売やスーパーのニーズ
消費者:淡路島産の玉ねぎがほしい
小売・スーパー:JA淡路島の玉ねぎがほしい
これは何かあったときのトレーサビリティなどの信用が違うということ。
消費者には全く分からないが、売る側にとってはとても大切なこと。

 

これらのことを踏まえて、自分自身の中での疑問も。

・ブランド化できており、市場の評価も高い。それは生産者の所得向上につながるのかどうか。

販売価格、市場価格はある程度決まっており、市場さん、仲買さんも安く買いたいとおもうのでは?
まだまだ仕組みが分かっていないので。

・淡路島は流通面、ブランド化、気候など農業ではとても恵まれており、市場の評価も高いっていう話の中で、では、なぜ、現場では高齢化が進み、後継者不足などの問題が起こるのか。そして、なぜ、農家は農業をしたくないし、誰も引き継ぎたいと思わないのか。

 

 

女性農家グループとの視察(番外編)

視察見学で一番最初についたのは昨年できたばっかりの大型の道の駅。
お買い物できるのは、ここだけなので1時間の買い物タイム。いや、道の駅の見学です。

入口に入るとまずはみなさん買い物かごを手に。
そして年配の方は買い物カートもセットで。
そして、店内をグルグルと。まずは野菜から始まる。
淡路にないものを見たり、淡路にあるものは値段を比べたりと。
「あらっ。このきのこ安いわ。」
って、何処でも売ってるものもすかさず値段チェック、さすが主婦目線。

そして、パンなどの加工品コーナーへ。
道の駅こだわりの手づくり米粉パン。
1人が買うとみんな買う。
そして、みなさんかごいっぱいにパンやシフォンケーキが。
そして、バスに戻ると、段ボールいっぱいお買い物しておりました。

みなさん、どこに行ってもベテラン主婦でした。

女性農家グループとの視察

本日は、南あわじ市の女性農家グループさんたちときみすの営農を視察に。
バスの中は、おばちゃんたちの熱気ですごいことになっておりました。
このきすみの農事組合法人は女性が重機オペレーターをしているなど、NHKのニュースになるなど、最近有名な場所。
そこで、視察内容をいくつか。

農事組合法人であり、女性は6人。みなさん、非農家さんであったのですが、バイトの時給が高かったなどの理由からやり始め、地元のおじいちゃんたちとうまく溶け込んで、今では6人に。

基本的には土日祝は休みの9時~16時の就業時間。
これは、みなさんの子供さんが学校などに行っている間だけ無理のない程度で働くということ。
ほとんどの人が旦那さんが京阪神に仕事に行っているため、不要の範囲内で働く方が多い。
また、男性陣は土日にも一緒に農作業をすることも。
ただし、旦那さんというわけではなく、退職されたおじいちゃんたちと一緒に作業となることが多い。

いちばん多いのは米、 次に小麦やそば、黒大豆など。

田んぼの学校(小学校の授業の一環)やトライやるウィークなどでも活用し、
野菜を育てる、食べる、環境問題を学ぶなどもしている。

試験的にイチゴの栽培を初め、土耕とベンチでの収量比較などを行っている。
土耕ではネズミや虫などの被害もあるということ。
売り先はケーキ屋さんであり、その場所以外にも販路を拡大しようとしている。

 

※感想 
あくまで、旦那さんが外で働いており、兼業農家ということであり、淡路島ほど気が重くないのではないかなという印象。
そういうこともあり、また自分たちから就業したということもあり、新しいことへのチャレンジ精神が強く、楽しく農業をしている感じがした。営農組合で稼がないといけないということもしっかりと考えられている。
ただし、お話でもありましたが、理事さんなどがお年を召しており、なかなか新しいことにチャレンジしにくいということ。

きすみの きすみのきすみの

神戸での視察(特産品販売、大学生の活動報告会)

前日の余暇なまでの飲み会の後、二日酔いも含めてその余韻を残したまま、今日は朝から神戸に行き、「兵庫県内の地域再生大作戦に取り組む地域の特産品販売イベント」の見学と「大学生等による地域活性活動報告会」に参加。

報告会の内容をまったく知らずに行ったのですが、我々協力隊として、オブザーバーのようなカタチで話をお聞きすることに。

実際に地域に入って様々な取組をしている大学生たちの報告会とワークショップの開催で興味深い内容でした。

ワークショップは「学生ならではの地域貢献を考える!」という大枠のテーマのなかで、「学生ができる地域貢献」「活動の継続性」「地域(受け入れ先)への要望」ということを考えるという機会でした。

学生ができる地域貢献ということでは「交流」「きっかけ」「情報発信」「若さ・元気」という感じでした。
また、継続性という部分では、距離感(物理的な距離感と関係性の距離感)や学年が変わるときの継承なども課題であると。

大学生の報告会2 大学生の報告会3

 

 

 

そのなかで、オブザーバーの先生からは、「農業体験に係わった学生が将来、農業を仕事としてやろうと思うようになったのか?」などの質問もあったけども、そういうのではないような気がして。

私の認識として、都市部の学生にとっては田舎での農業体験、地域の人との関係性・つながりということは、非日常だから良いものであり、それがそのままその地域で暮らす、仕事をする、というものではないような。
ゆるやかな関係性は続けていくものの、あくまで地元の人に気づきやきっかけを与えるということなような気がした。

また、そうなるためにも、受け皿となる地域の柔軟性や地域のキーパーソンが必要であるのかなと感じました。

悩みの解決と新たな気づき

昨日は「淡路はたらくカタチ研究島」のクロージング

 

僕自身が淡路島に帰ってくる背中を押してくれたのが、このはらたくカタチ。

様々な研修によって、淡路島には面白い人がいるということがわかったし、つながることができた。これからおもしろいことを一緒にやっていきたいを思った。

 

特に合宿型の研修で知り合ったみんなとはこれからずっとつながっていけるような。

 

そして、はちみつについて悩んでいたまさに今。
小倉ヒラクさんと再会。一緒に考えてくれ、ヒントを与えてくれる。
まさにぴったりのタイミングで。

 

自分の進捗を報告して、今の悩みをお話しして。
プロダクトデザインが進んでいないということもあり、資料を作っていた。
それは、売るためには何も進んでいないと思っていたけども、よく進んでいると。

あの講座で、あんなにボコボコになって、苦しんで考え抜いて作った。
今回は「何も進んでいないじゃない」と言われると思っていたら、

そうではなく、よく進んでいると。

まさに飴と鞭。(笑)

 

 

プロダクトデザインができていないと、何も進んでいないと思った。

でも、そうではなく、徹底した営業資料を作りこんでいたこと。

それがあればどこにでも営業に行けると。

 

そして、完成デザインは大々的に売り出すときでいいと。

僕の中ではしっかりとデザインができて、カタチにしてから営業に行くものと思っていたのですが、そうではなくとりあえずプロトタイプで作って、営業に行っておいてもらうということ。

そして、そこでお客様からのフィードバックを徹底的に とること。

味、デザインなど。

 

小さなことでいいから始めて、最初はフィードバックをもらうこと。

それに尽きると。

 

淡路國プロジェクトから話があることやフーデックスの違和感についても、

あういうのはロットが大きいし、生産が大変になる。

生産量の確保や安定供給が前提になる。

まだ、そういう段階ではないと。

 

そして、タルマーリに行ってみることも。

ヒラクさんの紹介でといえば、会ってくれると。

 

なんか、迷ったとき考えているときに、このタイミングで出会うことができた。

何よりもこの偶然のような必然のような。

モヤモヤがすっきりした。本当に良いタイミング。

 

焦らずにゆっくりと育てていこうかと。

 

商売どうする?もう少し考える

商売人ではなく、小作人育ちということもあるのか、
まだ、商売人ということにしっくりきていない。
もちろん、がっつりと売っていかないとお金がない。というか暮らせない。

ただ、だからと言って、ブランド化して大手百貨店などにおいて、販売したいのかというと別。
ビジネスコンテストに出そうとか、巨大展示会に出展しようとか。
まだそこに違和感があって。

小売りでもいいと思うし、商工会などに所属しなくてもよいと思ったり。
6次産業化=ブランド化みたいになっているのが何とも言えない。

なんだかまだしっくりこない

しっくりきていないということは、
①自分の納得いく方向性を見出す
②つべこべ言わずにやってみて、商売人になってみる
ということが考えられるのかな。

なんか、その、きれいごとかもしれないけども。
もう少し悩んでみたい。

淡路島で地元の人からよく聞くお話し

地域の交流センターで話を聞いてきた。

都市と若者の話については基本的にはいつも聞くことと同じである。

考えや思いが凝り固まっている。それがあたりまえなのかもしれないと。

そして、農業の話や農地の価値などについては興味深く、新しい気づきもあった。

 

そして、若者が出ていく、帰ってこない、移住者を受け入れがたい、

これは地域性であり、まだまだ難しように感じた。

そして、あくまで彼らは他の意見や見解を取り入れず、自分たちの中で空想を広げている。

そんな気がした。

 

ここから、自分がここにきて、解決すべき課題の一つが明確になってきたような気がする。

 

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○都市と若者

今の50、60歳代が感じている「若者」。

若い人は汚い仕事をやりたくない。都市部へのあこがれがある。

そのため、都市部への一極集中になってしまう。ということ。

現在の若者は楽(らく)して生きる・仕事をするように親から教育されてきた。と

こんなしんどい農業しなくていいわと。ただ、半分建前で半分本音のような。

進学と同時に島を離れて、街の良さを知って帰ってこない。

特に最近では、そういう女性も多く、人口が減少していくだけだと。

 

ただ、話を聞いてると、その話は昭和30年代からあったようで、そのころから、

娘には農業をさせたくない。長男には、農業ができる嫁をもらって、農業してほしい。

この矛盾はずっと続いているということを感じた。

 

○自治関係

田舎では、人とのかかわりが深く、助け合いの関係性であるということ。

都会は、希薄な関係性であるということ。

そのため、田舎では、自分たちの地域を自分たちでよくしていこうと。そういう意味もあり、住民が自主的に活動し、自治会や隣保などがある。都会であれば、合わなければ引っ越ししようということになる。

 

そのため、行政の押し付けにならないように、あくまで自主性に任せるということがある。

これまで記述式のアンケートなどを実施(回答率15~20%)して、そのなかで記載されていたことなどを一歩一歩進めていこうとしている。ただし、祭りの復活などもあるが、誰が主体としてやるのっていう問題もある。

また、これまでの伝統的な祭りなどであれば、予算も引っ張りやすいが、新規でとなるとなかなか難しい。

 

昔は自治会に入れてもらうだけでも大事であった。

それが今では、自治会に入らないと生きていけないという時代が終わった。

それは、これまで自治会活動が行ってきたことが、行政がやるようになったから。

行政が痒い所に手が届きすぎたということでもある。

例えば消防団もその一つである。火事にはまずは職業消防が駆けつけて、サポートとして地元消防団になっている。それは、消防団の存在意義にもかかわっている。

ただ、職業消防は火を消して終わりなのに対して、消防団はそのあと片付けなども行う。

 

○農業ということ

一次産業のみ買い手が値段を決めるということ。

天候なども影響するが、それが収入の不安定を招き、そこから農業従事者が減少しているということ。

新規農業には初期投資に大金が必要になる。

そのため、農業は補助(支援)がないと始めることができない。

お金の面などで新規は難しい。

 

 

○農地の価値

昔は、その農地から生産される産物(主に米)が価値を見出していが、

今は、金融的な意味での土地そのものが価値になっている。

農地の価値が米から金になっている。

 

○いなかの良さ

食べもの、水、空気であり、自分で自分の食べ物を作ることができるということであると。

 

○移住定住の受け入れ

UターンにしてもIターンにしても、住むための家がないということ。

家がなければ、住むことも仕事に行くこともできないという見解であった。

空き家はあるが、家もボロボロで下水も通っていない汲み取りのトイレではと。

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玉ねぎの石碑としだれ梅

本日は、南淡路農業改良普及センターへ。
狭いもので、やっぱり同級生がいて、そして同級生のお父さんがいて。
そんな感じでした。

その施設は県の施設であり、
話の印象としては、単純に農業をするだけではなく、観光やイベントなどを含めた人を呼び、お金を取れる農業もやっていきたいと。
市と県ではもちろんやっていることが違うということもありますが、ビジョンも違っているようなそんな気がしました。

その帰り、発見しました。玉ねぎの石碑!!いやいや初めて見ましたよ。たまねぎ。
これこそ、新名所ではっていうかんじですね。

 

 玉ねぎの石碑3

玉ねぎの石碑

そして、本日は雪のため作業中止。なので、しだれ梅を見に。
これもまた新鮮で、初めて見ました。
人がどんどん見に来ます。こんなに有名だったとは。

 

しだれ梅 しだれ梅-2

農業と機械

多くの農業機械をみて考える。

農業の現場や倉庫に収納されている農業機械。
農協の選果場にあるコンベアやロボットアーム、

そういうのを見ていて、農業って、場所は転機に影響を受ける屋外の工場のようだと。

それは、少しでも生産量を増やし、不良品を減らし

鳥取へのゲストハウス視察

1泊2日で主に鳥取県のゲストハウスなどの視察に。あくまで視察です。
西粟倉村の元湯、鳥取市内のY PUB&HOSTEL TOTTORI、ゲストハウス「たみ」、汽水空港(古本書店?)、コワーキングスペースのことめや、うみねこ舎さん等々、ほんと盛りだくさんでした。たくさんのことを見て、聞いて、感じてきました。
 

数年前、鳥取砂丘に行ってから、鳥取県にはしばらく行かなくていいかなって思っていました。それは観光地で一度見たし、体験したからもういいかって感じだったんだと。

それが今回はたくさんの面白い場所を見て、いろいろな人の話を聞くことができ、また、あの場所に行って、あの人に会いに行きたいと感じました。場所や人のチカラなのか、不思議な可能性を感じました。
(有名な観光地っぽいところには行っていません。)
 
そして、撮影禁止のところは、しっかりと目に焼き付けました。そして、勇気をもらいました。
 
声をかけていただいて、本当によかったです。
淡路島でもゆっくりと考えたいなと。
 
 
 
——————-memo(備忘録)——————–
・地域に入るのに自分から入ると関係性づくりなどに時間がかかる。
知り合いなどに紹介してもらえたら関係性づくりも早く、信頼も得やすい。
 
・たみは写真がないため、お客様がホームページなどを見て選んでいるため、その時点でフィルタリングされている。クレームがほとんどない。
 
・宿はなんでも広がる。お家を出発するときから、食事、宿泊など。
 
・鳥取県内のさらに田舎であるため、わざわざくるからついでじゃなくなる。
 
・鳥取はairb&bで取り締まりを開始している。
 
・許可の手続き
担当者とうまく交渉する。
毎回、日時や内容を記録(ペーパー)を残す。

最初のイベントは水産祭り

協力隊として、最初のイベントは『水産祭り』の会場設営等の手伝いでした。
一応、私の主な任務は「農業の振興」ですが笑

時間があったので、焼あなごの列に。
焼いてるおばちゃんが言うには
『このあなごは、女性の頬っぺたみたいにぽやーっとすんで。おいしいでー。』
ということでした。

まわりが農地に囲まれた三原平野のど真ん中で育ってきた僕にとって、淡路島と言えば『海』というより、『平野(農地)』ってかんじだったので、他の地域にいるみたいで新鮮でした。
(但し、みなさん淡路弁なので、あっ。やっぱり淡路だってかんじはしました。)

お祭りは各漁協さんが無料の振る舞い品を出していたことや餅まきもあり、大盛況でした。

 

 

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